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Facebookが社会人のSNSで最強なワケ。1日1投稿で仕事に生かすコツ

ビジネス

Facebookワンポイントレッスン

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 SNSでは、フォロワーやいいねが多いほど説得力があり「人気」に見られる傾向があります。ここでは、Facebookで友達といいねの数を戦略的に増やすコツを3つご紹介します。

① 自分から積極的に友達申請する
 SNS 運用で最初にすべきことは「友達申請」です。特に最初の1か月は友達を増やす作業が7割、投稿が3割というイメージで、自分から行動して友達を増やしていきます。メルマガ登録者を1,000人増やすのは難しいことですが、Facebookは友達申請が承認されればすぐに友達を1,000人増やせます。

② ビジネスのターゲット層と重なる友達を探す
 それでは、どのような人に友達申請をすればいいのでしょうか。友達申請は、適当にしても意味がありません。自分のビジネスに繋がるターゲット層で、アクティブにFacebookを利用している人に友達申請をする必要があります。

 まず、自分と同じ系統のビジネスをしている人で、常にいいねが100以上つく人を探しましょう。

 あなたが料理教室の先生なら、同じように料理教室を運営しているAさんをターゲットに選びます。Aさんのお友達にはお料理好きな方が多く、あなたのお客様層とも嗜好が近いと考えられます。

 そうした方たちに友達申請をすることで、自分のビジネスに興味のある人たちと繋がることができます。

③ Facebookをアクティブに利用している人の見分け方
 友達申請でよくある失敗例として「Aさんの友達リストに上から順番に友達申請する」ことがあげられます。これがなぜNGかというと、リストからだけではアクティブに利用しているかどうか分からないからです。

 アクティブに使っている人でなければ、友達の数は増えても、いいねを増やすことはできません。

 アクティブに使っている友達を増やすには、Aさんの最近の投稿に対していいねをしている方に対して1日50人程度友達申請をしていくとよいでしょう。1日数百人に申請すると、悪用していると思われ、利用停止になる場合がありますので注意してください。

友達申請する時の1つだけの注意点

 よく、申請する方の情報をしっかり見てから友達申請をする方がいらっしゃいますが、これは時間ばかりかかってしまうので、継続が難しくなってしまいがちです。一旦Aさんを選んだら、②、③を基準に申請していきましょう

 その際、1つだけ注意していただきたいのは、共通の友達が数百人といる方には友達申請しないということです。なぜかというと、共通の友達が多い人は、何千人もの友達がいるケースが多く、あなたの投稿が目にとまる可能性が非常に低いからです。

 また、「突然友達申請したらどう思うかな」と心配されるかもしれませんが、友達申請にはデメリットはありません。知らなければ承認されないだけですし、人によっては「申請ありがとう」と承認してくださる人もいらっしゃいます。

 Facebookのビジネス利用で成功されている方は、最初の1か月、これでしっかりと友達リストを増やす作業をしている方です。メディアPRなどでリアルに名刺交換をするのはとても大変ですが、それに比べたら非常に早く認知を拡大することができます。リアルで会いづらい今の時代には特におすすめの方法です。

<TEXT/PR塾主宰 笹木郁乃>

山形大学工学部卒業後、アイシン精機(現・アイシン)で研究開発に従事。その後、寝具メーカーのエアウィーヴに転職し、PRに注力。独立後は企業向けの広報PR支援事業を立ち上げ、経営者や個人事業主、広報担当者などにPRスキルを伝える「PR塾」も主催。著書に『0(ゼロ)円PR』(日経BP社)、『SNS×メディアPR 100の法則』(日本能率協会マネジメントセンター)。
Twitter:@ikunosasaki
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