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レスリング女子日本代表・土性沙羅、東京五輪を語る「頑張ることで恩返しを」

暮らし

レスリング以外では「のんびり」した性格

土性

©東新住建レスリング部

――試合以外では常に柔らかい表情が印象的です。ご自身の性格を一言で言うとどんな性格でしょうか? また、プライベートでの趣味などを教えてください。

土性:レスリングでは勝ちたい、負けたくないという気持ちはありますが、普段はわりとのんびりした性格かなと思います。(日常生活では)アクティブでもなくおしゃべりという感じでもないですし、特に用事が無ければ家でYouTubeやアニメを見たり、マンガを読んだりしています。

 アニメでは最近まで『進撃の巨人』を見ていました(笑)。以前より面白いと聞いていたので、見てみたらどハマりして。ムチャクチャ面白くてイッキ見しました。(好きなキャラは)ミカサですね。強くてかっこよくて。

――競技や日常生活も含め、広い意味でのこれからの夢や目標を。

土性:もともと、おっとりしていた自分がリオ五輪では金メダルを獲ることができたり、レスリングを通して自分自身が変わることを実感できました。この先もさらに「新しい自分」に出会えたらいいなと思っています。

――最後に、土性選手と同世代が多い20代の「bizSPA!フレッシュ」読者へメッセージをお願いします。

土性:夢や目標に向かって日々努力している皆さん、笑顔と感謝の気持ちを持ってこれから一番輝く自分に出会えるように、前に進んで行って欲しいと思います。

<取材・文/佐藤文孝>

【土性沙羅】
1994年、三重県生まれ。吉田沙保里さんと同じ「一志ジュニア」で小学1年からレスリングを始める。愛知・至学館高、至学館大を経て、現在は東新住建所属。2016年リオデジャネイロ五輪で69キロ級金メダル。世界選手権2017年は優勝。全日本選手権8連覇(2011~2018年)など多くの記録を打ち立てる

新潟県在住。Jリーグ、プロ野球、大相撲やサッカーW杯、オリンピックなど多くのスポーツの現場に足を運び、選手、競技から伝えられる感動を文章に綴っている

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