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プロ野球「1億円プレイヤー」最年少は巨人・岡本和真、最年長は…

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「1億円プレイヤー」。いつの時代も、この言葉には選手のみならずファンにも多くの夢を感じさせる魅力を秘めている。

札束

※画像はイメージです

 日本ではプロ野球選手の年俸で使われる機会が多いこのフレーズ。「大台」とも表現され、ステータスを表すフレーズとも捉えられてきた中で、その人数は増加の一途。

 2020シーズン開幕を前に、日本プロ野球界には1億円プレーヤーが何人いるのか。今回、彼らを高校・大学・社会人出身者ごとに分類し、その人数や、年齢といった属性を分析して、目を向けたいと思う。

高卒33人:大台に到達した若手や苦労人も

岡本和真

※画像は読売ジャイアンツ公式サイトより

 今季、大台を超える年俸を手にする選手は全部で78人。その中で最も多いのは高卒選手で33人を数える。無論、選手としてのキャリアや足取りはそれぞれ違うものの、10代でプロの扉を叩き、積み上げられてきた経験は選手生活を送る上で、大きな武器にもなる。

 最も若いのは読売ジャイアンツ・岡本和真(1億4000万円)だ。高卒選手として入団5年目、23歳での到達はやはり巨人の若き主砲は「出世頭」といえる速さだ。

 埼玉西武ライオンズの森友哉も今季初めて大台に到達。ただ、こちらはいきなり2億円プレーヤーとなり、入団から6年目では異例の速さともいえるが、昨年のMVPに輝くような実績からすると納得か。

 大田泰示(北海道日本ハムファイターズ)はプロ入りから11年目で初の大台越えを果たした。パリーグ移籍で打撃が開花し、自身の成績を毎年のように更新している。そのスケールの大きなバッティングで今季はいよいよ30本塁打を目指す。

 ちなみにセリーグ・パリーグとも、20代での最高年俸プレーヤーは東京ヤクルトスワローズの山田哲人、東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗で年俸5億円だ。いずれもリーグトップクラスの年俸であり、ともに高卒選手として球界を代表する選手にまで登り詰めた。

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