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パ・リーグ20代選手「年俸トップ10」入団5年の2億円プレイヤーも

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 2020年の契約更改では、20代の選手が長期にわたる「大型契約」を結ぶケースが多く見られる。

契約

※画像はイメージです

 パ・リーグでその傾向は強く、同じく楽天の松井裕樹やソフトバンクの森唯斗は今季から4年での契約を結んでいる。30代の選手でもソフトバンクの柳田悠岐が7年契約で更改した。

 これは当然ながら現在の所属球団で現役生活を長く続ける意思の表れである。海外を含めた他球団への移籍が活発となっている昨今、長期での複数年契約という、新たな形が今後も増えていくかもしれない。

 今回はパ・リーグ20代のトッププレーヤー上位10人の今季の年俸とこれまでの活躍を振り返る(2020年2月12日時点の年齢)。

10位:近藤健介(26歳、日本ハム)1億5000万円

近藤健介

※画像は北海道日本ハムファイターズ公式サイトより

 2年連続打率3割、さらに最高出塁率のタイトルにも輝いた。近年、球界を代表するヒットメーカーと呼ぶにふさわしい活躍を続けており、日本代表にも選出されるまでに。

 未知の領域である打率4割を目指す近藤の打棒にファンも期待せずにはいられないはずだ。

同率8位:吉田正尚(26歳、オリックス)2億円

 1億2000万円増での更改となり、入団5年目にして年棒を一気に2億円の大台に乗せた。

 2年連続での全試合出場、そしてベストナインにも選出され、名実ともにチームの顔としての期待が高まる。打率もリーグ2位となる3割2分2厘を記録しており、来季の目標は自身初の打撃タイトル獲得だ。

 もちろん代名詞でもあるフルスイングでのホームランにも注目だ。

同率8位:森友哉(24歳、西武)2億円

森友哉

※画像は西武ライオンズ公式サイトより

 昨年は高校時代より定評のあった打撃センスが一気に開花し、本塁打、打点など多くの項目でキャリアハイの数字を叩き出し、パ・リーグMVP、そして首位打者に輝くなどは大きな飛躍を遂げた。

 猛威を振るったライオンズ打線で主軸を担った。守備面でも正捕手として「扇の要」としての役割を充分に務めている。

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