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「連絡を5分以内に」。即レスLINEを要求する30代先輩に、会社がとった“対応”

コラム

 社会人になると、会社での上司や先輩との関係、また同僚との人間関係に頭を悩ませる方も多いものです。そこで今回は、連絡を催促してくる先輩との付き合いに疲れてしまった男性のエピソードを紹介します

クラッシャー上司

※画像はイメージです

連絡にうるさい職場の先輩

 大学卒業後に就職した仕事を辞め、通信系の会社に営業職として中途入社をしたばかりの河村圭吾さん(仮名・27歳)。

 そこで3年先輩のKさんという男性社員に、仕事を教えてもらうことになりました。

「Kさんの営業についていかせてもらったりしながら、仕事についてイチから教えてもらいました。とても仕事ができる方で営業成績もいいのですが、『連絡を5分以内に返す、電話は3コール以内に取ること』という彼なりのモットーがあって、僕も入社当初から何度も言われていました」

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 会社の教えとしてはそこまで厳しいわけではなく、他の先輩や上司からは『ほどほどでいい』と言われていましたが、Kさんは河村さんが少しでも返事や電話対応に遅れると口酸っぱく注意をしてきたといいます

プライベートでも強要

 はじめは別の業界に飛び込んだからのだから言われたとおりにしようと決めて、仕事中はKさんの言葉どおりに素早い連絡を心がけていた河村さん。

 しかし、プライベートなLINEを交換すると、仕事のときと同じように返信を催促され、河村さんは次第に疲れていきます。

「KさんはLINEでも返信がめちゃくちゃ早いので、僕もできるだけ早めに返信しようと心がけていたんです。でも休日や早朝、夜中だとできないことも多くて……すると、だんだんKさんから『返信を早くするように』と催促のLINEが来ることが増えたんです

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 催促はLINEだけにとどまらず、電話でもしてくるように。プライベートでも関係なくLINEを送ってきて、少しでも遅れると電話をかけてくるKさんの対応に、河村さんはストレスを感じていました。

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