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30歳男性、コロナ禍で10キロ減。「強い覚悟はなかった」のに痩せられた理由

コラム

1時間の散歩を習慣化

 そう言いつつもテレワークになったのを機に今までやったことがなかった散歩を習慣化。必ず毎日歩いているわけではないですが、その日の気分によってコースを変えながら朝か夕方に1時間のウォーキングを実施しているそうです

「世間からかなり遅れて『ポケモンGO』を始めたんです。あれって歩きながら遊ぶものだし、いいヒマつぶしになるって程度の感覚(笑)。朝晩の片道60分の通勤から解放され、飲みにも行かないから時間が余っちゃうんですよ。まあ、すぐに体重が減り始めてきたので、これはラッキーってダイエットにもなると意識するようになりました」

 体重はここ半年はあまり落ちなくなっているようですが、「今くらいがむしろちょうどいいかなと思っている」と谷地さん。

 このままさらに体重が減り、昔のようなヒョロヒョロ体型に戻るのも望んでいないため、朝昼晩の食事を以前よりもしっかり取るようになったといいます

自炊が増えたことで食生活も改善

ダイエット

「以前は朝食を抜いたり、昼食もラーメン&チャーハンなどの炭水化物づくしか揚げ物が主でしたが、家に居る時間が長くなると自炊するじゃないですか。スーパーでも、野菜もちゃんと食べなきゃとか考えながら買うようになったんです。揚げ物やお肉類も相変わらずよく食べていますが、食生活のバランスは良くなったというのはあります」

 ダイエットに対する強い意識を持っていなかったとはいえ、テレワークになったことで生活そのものが大きく変化。禁酒に加えて食事内容の改善、ウォーキングなどを行うようになったことが減量成功へと導いたようです。

「コロナが収束したら飲み歩いて再び太ってしまいそうですけど、せっかく痩せられたのでなるべく今の体重をキープできるようにしたいですね

 世間ではコロナ禍で以前よりも逆に食べてしまうコロナ太りで悩まされている人も増えています。それでも彼のように無理せず自然とダイエットできた人がいるのも事実。この機会に今までの生活習慣を見直してみるといいのかもしれませんね。

<取材・文/トシタカマサ イラスト/野田せいぞ(@nodanosei)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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