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一言でバレる「残念な上司」の特徴。運だけで成功した経営者も…

学び

 経営コンサルタントの中沢光昭です。

 私は投資ファンドやコンサルティング会社に勤めていた時代から独立した現在も継続して、業績や諸々状態の悪い会社に深く関わってきました。財務分析なども含めてしまえば100社以上を見て、自分が経営者・幹部としては10社のマネジメントをしてきました

ダメ会社員との衝突は避けて通れない

マネジメント

※画像はイメージです(以下同じ)

 数字を見ているだけでなく現場をマネジメントする際、必然的にそうした会社においてはダメな会社員との衝突は避けて通れないものでした。今回は、その経験を通じて得た教訓を、多くの真面目なサラリーマンに活かしてほしいと思います。

 悪い会社、停滞した会社やその取引先などで、見た目の印象も良く、会話のテンポもクレバーで、良い感じに見える人材がいることがあります。ですが、実際にいろいろと働いてみるとハズレな人物であることも多いのです。そうした場合、周りにいる人、特に部下にとっては非常に厄介な人材です

 そういったなるべくなら一緒に働いてはいけない人、避けるべき人にありがちな具体的なセリフを紹介していきます。こんなセリフを聞いたら要注意で臨みましょう。

上司がこんなセリフを言っていたら、要注意!

「友達・知り合いが◯◯代表やってるんだよね~」

 虎の威を借りられるわけでもないのに、社会的な地位のある人と接点があるということをやたらと話題にしてくる人です。しかも接点があると思っているのはその人だけで、向こうにとっては「あ、そんな人いましたよ、昔」という程度の認識でしかないことがほとんどです。

 おおよそ無意識のうちに、自分にどこかコンプレックスがあったり、自分自身は何かをできる自信がないことをどこかで自覚していたりもします。真に受けて、

そっかあ、そんなすごい人と友人だなんて、この人もきっと大した人に違いない。いつか何かお願いすることもあるかもな

 なんて思ってはいけません。お願いしたところで「うん! 今度話しておくよ」と言ってそのままになりますし「俺(私)頼られてるんだよ~」という話のダシに使われてしまうだけです。

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