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ネクタイの正しい結び方、今さら聞けない基本2タイプを解説

学び

 もはや年間を通じて主流になりつつある「ノーネクタイ」というドレスコード。しかし、当然ながらネクタイを締める機会がゼロという訳ではありません。式典や重要な商談では「相手に対する敬意を示す」ものとして重要なアイテムですから。

ネクタイ

 しかし、締める頻度が少ないからこそ、新入社員や若手の方はいざというときに戸惑うのではないでしょうか。「ネクタイの緩みは、気の緩み」と言っても過言でないほど、ネクタイの印象は「色・柄」のみならず「締め方・結び方」で大きく変わります。

 そこで今回は、のべ4650人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者(森井良行)が「ネクタイの結び方」を画像を使って紹介します。

ブランドで変わる「最適な結び方」

 実際にネクタイを締めるうえで、「幅」同様に「長さ」も大事。というのもネクタイの長さは、意外にもブランドごとに異なるからです。

 もちろんブランドにもよりますが、海外製と日本製では、5センチ程度の開きがあります。つまり、ブランドごとで最適な結び方も変わります。ネクタイの剣先がベルト位置からはみ出る場合、だらしない印象を与えてしまいます

 とはいえ、短すぎると間抜けに見えてしまい……。バランスを取るためには、ベルトの3.5センチ程度上に剣先(太い先の三角形になっている部分)がくるよう収めましょう。

 また同時に結び方で仕上がりの長さも若干変わるため、微調整が必要となってきます。

締め方の基本。「プレーンノット」

「プレーンノット」は、その名の通り「いちばんシンプルな基本の結び方」です。では8つのステップで紹介します。

(1)小剣の上に大剣を重ねる。

ネクタイ

(2)大剣をぐるっとまわす。

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(3)そのまま1周させる。

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(4)首元に下から上に大剣を引っ張り上げる。

ネクタイ

(5)胸元の小さい輪に大剣を挿す。

ネクタイ

(6)胸元でカタチを整える。

ネクタイ

(7)「小剣」を抑えながら、結び目を引っ張る。

ネクタイ

(8)完成です。

ネクタイ

 結び方が簡単なぶん、緩みやすいという弱点があり、会社の顔として取引先を訪問する営業マンには向いているとは言えません。そこでなかなか緩まない結び方として、私は「セミウィンザーノット」をおすすめしています。

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