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月10万円の副収入も。副業ではない「複業」の具体的な探し方

コラム

 ここ数年で徐々に注目され始めている副業。2020年から新型コロナウイルスの影響によって、副業するビジネスマンが増えています

副業

※イメージです(以下同じ)

 一方で、時間を切り売りして目先のお金を得ることを目的とする「副業」ではなく、今後のキャリアアップに向けて経験やスキル向上を目的とする「複業」を行うことで、長期的に高い収入を得ることができます。そのことについては、前回の記事<「副業」ではなく「複業」をオススメする理由>でお話しました。

 そこで実際に複業をやってみたいと思った人もいるのではないでしょうか。しかし、「自分に合った仕事をどこで探せばよいのか分からない」という思いから、一歩目を踏み出せない方もいると思いますので、今回はどのように仕事を探せばよいのか、具体的な方法をご紹介します

複業をしたい人向けのマッチングプラットフォーム

 もともと人脈が広く、営業活動が得意な人であれば、1人で営業活動を行って仕事を獲得できるかもしれませんが、私のように営業経験のない人にとっては困難です。

 最近では、仕事を依頼する企業と複業したい個人をマッチングするサービスがたくさんあるので、このサービスを使って仕事を探す方法をオススメします。複業のマッチングプラットフォームや、複業する際に利用できるサービスはここ数年で爆発的に増加し、今では100個以上のサービスがあります

副業

出典:株式会社シューマツワーカー 副業系サービスカオスマップ2020年版(プレスリリースより)

 この中でも特に仕事の案件数や登録者数が多いサービスをいくつかご紹介します。

オススメのマッチングプラットフォーム3選

パソコン 女性

(1)手軽に始められるクラウドソーシング

 個人や法人を問わず、業務委託の仕事をインターネット上で発注・受注することができる仕事のマッチングサイトです。

 これらのマッチングサイトでは、システム開発やロゴ制作といった専門的なスキルが必要となる仕事から、データ入力やアンケート回答などの簡単な事務作業まで、200種類以上の仕事が募集されています。国内では「クラウドワークス」と「ランサーズ」が最も有名で、「クラウドワークス」は仕事の累計発注数が570万件以上あります。

 しかし、両者とも利用者数が多いため、競合相手も多くなり、コンペ方式だと採用されにくいという点や、全体的に報酬単価が低いという点は認識しておいた方が良いでしょう。ただ、短期的な仕事が多いので、まずは試しに複業を経験してみたいという人にとっては、第一歩目として取り組みやすいサービスです

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