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不規則な生活でも「太りにくい食事法」食べる順番や噛む回数も重要に

暮らし

 社会人になると残業などで生活が不規則になりがちです。特に社会に出たばかりの若手は不慣れな仕事、上司への気遣いなどでストレスが溜まり、暴飲暴食により食生活が乱れることもあります

疲れた会社員

画像はイメージです(以下同じ)

 食生活の乱れは肥満や生活習慣病の元となり健康を害すことは周知の事実。今回は、そんな多忙な若手サラリーマン向けに「普段の食事で太らないためのポイント」を紹介します。ちょっとしたコツを取り入れるだけで肥満防止につながるのです。

新社会人の食生活は乱れやすい…

 株式会社ネオマーケティングが2017年、4月から新生活を迎える20歳~59歳の男女全国400人を対象に行ったWEB調査では、新生活に伴い「食生活が乱れた」と答えた20代の割合は約8割に上っています。こういった食生活の乱れの原因として、やはり日々の生活の忙しさが挙げられています。

 社会人になり体重の増加が気になった人も多いのではないでしょうか。とはいえ、日々忙しく働く若手サラリーマンにとって、なかなか時間が取れずバランスを考えた食事を用意するのも大変なことでしょう。

 まずは、人が太るメカニズムから理解しましょう。近年、さまざまなダイエットに関する情報が乱立していますが、人が「太る」「太らない」の原因となるものは当然ながらカロリーです

脂質が多い食べ物には要注意

カロリー計算

 そもそもカロリーとは体を動かすエネルギーの単位。1日あたりの消費カロリーよりも、摂取カロリーが多ければカロリーオーバーとなり、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されていきます。

 日頃の運動量によっても異なりますが、平均的な成人男性(体重65キログラム)では 1日あたりの必要摂取カロリーは2200キロカロリー前後になります。この場合、 1日あたり2200キロカロリー以下の摂取カロリーであれば体重は減少していきます

 人の体のエネルギーとなる栄養素は大きく「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」に分けられます。それぞれのエネルギー量は1グラムあたり「炭水化物=4キロカロリー」「たんぱく質=4キロカロリー」「脂質=9キロカロリー」となっており、唐揚げなど脂っこい食べものには脂質が多く、摂取するとあっという間に摂取カロリーオーバーとなり体重が増加していくため注意が必要です

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