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中国在住で“貧乏化”した女性の嘆き「ここまで惨めな境遇になるとは」

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高度経済成長で取り残された

中国 国旗

※画像はイメージです

 中国国家統計局の発表によると、中国民間企業の平均年収は、2011年時点で2万元(約32万円)程度だったのが、2019年には約5万3000元(約85万円)と、わずか8年で2.5倍にもなっている。

 さらに、円高から円安に転じたのも、副業で日本円を得ている渡さんにとっては痛手だった。中国語レッスンで稼いだ5万円は、入職当時は3800元に換金できたが、今は3100元程度だ

「最近では外資系レストランも多く出店して、中国人の先生たちは頻繁に足を運んでいるようです。そんな場所で食事をしたら200元はザラに飛んでいく。私はいつか日本に帰ったときのために貯金しなくてはいけないので、誘われても理由をつけて断っています」

 たった10年で高所得者から庶民となった渡さん。貯金ができたら、仕事を辞めて帰国するつもりだという。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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