コロナで注目「アパレル在庫転売」月5万稼ぐ達人の売れるコツ
収まるどころか拡大の一途を辿るコロナ禍により、生活不安はますます加速、おまけに冬のボーナスは減り、明日への希望が持てぬままに迎えた年明け……。だがそんななか、月5万円でも利益を出す、まだまだ稼げる副収入を徹底調査!
アパレル余剰在庫を卸値で仕入れて月5万円!
コロナ禍で倒産するアパレル企業が増加している昨今、新たな在宅型副業として注目されているのがアパレル在庫販売だ。
アパレル在庫の卸売・仕入れサイトSMASELL(スマセル)で購入・転売し、「月4万~5万円稼いでいます」という山本裕子さん(仮名・34歳)。
利用するのはメルカリ、ヤフオク、ラクマ、PayPayフリマなど。BASEで個人ショップを設置する人もいる。商品は自宅で管理するが、毎日コンスタントに売れるので在庫を抱える不安はないとか。
「出品先のアプリで売れ筋を調べるのはもちろんですが、通年で売れるのはベーシックナチュラル系。子供のパジャマやマタニティといった必需品も常に売れます。スマセルの他にも複数の仕入先を併用することもあります」
鮮明な商品画像にある文言を加えるのが売れるコツ
仕入れ値は1着あたり定価の1~2割となる数百円~1000円。中には定価の最大99%オフで入手できることもある。販売額は定価の約半分が主流だ。服の種類を問わず1着あたりの利益は500~1000円ほど。600円程度で仕入れたブランドバッグが3000円で売れたことも。
「ただ、ハイブランドは管理に専門知識が必要で初心者には難しいので、やめたほうがいいですね。売るためのコツは、鮮明な商品画像に『定価の○○%オフ』という文言を加えること。あと寸法、着丈、コーディネート例など商品情報を詳細に記載することも大切で、これの有無で売り上げが半分近く変わります」
スマセルバイヤーの中には、売り上げが月に数十万円以上の人もいるという。時間と労力をかけられれば、高収入も不可能ではない。
<取材・文/週刊SPA!編集部>