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「仕事がダルい、面倒くさい」が“ちょっと楽しくなる”人生の考え方

学び

 こんにちは、Shinです。元戦略コンサルタントで、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定などに取り組んでいます。今日のテーマは「仕事がめんどくさくなくなる考え方」です。

仕事 不満

画像はイメージです(以下、同じ)

 仕事って、基本的にめんどくさいですよね。ぼくはこれまで「どうすれば仕事が楽しくなるか?」というテーマをずーっと追求してきていて、本を読んだり文章を書いたり、さまざまなことをやってきています。

 これって、裏を返すと「基本的に仕事はめんどくさい、だるい」ということなんですよね。「どうすればテレビゲームが楽しくなるか?」と考えたり、本を書いている人なんていないですよね(あれば読んでみたいですが……)。

「仕事がだるい人」のアタマの中

 じゃあ、なんで仕事ってめんどくさくて、だるくて、いやなものなのでしょう。

・朝早くから夜遅くまで拘束されるから
・人間関係が面倒くさい、いやな人と一緒にいないといけない
・何のためにやってるかわからない
・「これがやりたい!」と思っても、その思いを日々の仕事に反映させることができない
・根本的にアタマをつかっていろいろやるのがめんどくさい

 思いつくままに書き出してみましたが、ここらへんがあげられそうですよね。

 今まで、ぼくがよく提案してきたのは「なんのためにやってるのかわからない」を改善するやり方でした。

「相手の視点に立ってみる」「自分が社長だったらどのようにビジネスを進めるか? と考えてみる」「同僚に自分の仕事をわかりやすく説明してみる」「他の人に任せるために、自分の仕事をマニュアル化していく」などを、具体的な方法として提案してきました。

 これらは非常に有効ですので、ぜひやってみてほしいのですが、実は結構ハードルが高かったりもします。そもそも仕事がめんどくさい、と思っているのに「主体的に取り組もう」「相手の気持ちを想像しよう」という提言がどれほど刺さるかというと、ハテナマークがつきます。

仕事はアタマを使うもの

考える

 もちろん、なかには素直に取り組んで仕事をどんどん楽しめる状況にしている人もいますが、あくまで一部なのかなと思います。最近「そもそもアタマを使いたくない」という問題にアプローチする方法がいいのでは? と思っています。

 仕事にはいろいろな種類がありますが、例えばこんな感じですよね。

・ゴールを設定する
・現状の課題を見出す
・その根本原因を理解する
・アクションを定義する
・実際にアクションしてみる
・アクション結果を振り返る
・ゴールを再設定する

 これ、ひとつひとつ結構アタマを使います。そして、だいたいの人はアタマを使うのは負担ですし、できればサボりたいと思っているものです。

 なので、もし「アタマを使うのが負担」→「アタマを使いたい!」となれば、めんどくさい仕事がくればくるほど、「おお、アタマを使うチャンスが増えたぞ!」という捉え方になり、前向きかつ、主体的に仕事に取り組み、結果としてスキルも向上し、さらにアタマを使うのが楽しみになります。こんな流れを作れたらいいですよね。

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