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忙しくてLINEを放置。1週間後、彼女から来ていた「最後のLINEの中身」

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LINEを1週間見なかった挙句に…

 それから少し経った頃、武井さんは仕事の大詰めを迎え、目が回るような忙しさの毎日に疲れ果てていました。そして、その仕事が終わるまで、武井さんはプライベートなLINEを1週間見ることをやようと決めたのです

「あの当時は正常な精神ではなかったんだと思います。彼女にだって一言、『1週間、連絡が取れない』と伝えておけば良かったのに、それもせずにプライベートのスマホは電源を落として完全に周囲からの連絡を受け取れないようにしてしまったんです」

 そこから1週間、本当に武井さんはスマホの電源を入れることなく仕事のことだけに集中して生活をしました。そのときは、そんな自分の行動に大きな後悔をすることになるとは思いもせずに…。

彼女からきた最後のLINE

 1週間後、ようやく休暇がとれた武井さんはスマホの電源を入れました。するとそこには、数回に分けてHさんからのLINEが送られてきていたのです。そして、それは最後のLINEとなっていました。

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「スマホを見ていない間に付き合って2年の記念日を迎えていたんです。僕は忘れてしまっていました。その日にある場所で待っていると、来なかったら別れてくださいとLINEが……スマホを見た時点でそれが3日も前のこと。最後はさようならというLINEが来ていました」

 慌ててLINEや電話をするも、やはりHさんに連絡を取ることはできず、武井さんは結局そのまま別れを受け入れるしかありませんでした。そして、武井さんは自分の行動を後悔することしかできませんでした。

「こうなって初めて、彼女がそこまで追い詰められていたことに気づいたんです。僕は本当に馬鹿でした。最近あるSNSで彼女を発見し、結婚して幸せそうにしているのを見てホッとしました。僕が言える立場ではないですが、彼女にはこの先も幸せでいてほしいなと思っています」

 ですが、たった1週間LINEを見なかっただけで破局するとは、いずれ何かの理由で別れる運命だったかもしれません。

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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