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山之内すずが語る、冷静な自己プロデュース「なんで10代のカリスマか分からない」

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“ティーンのカリスマ”として今やメディアで見ない日はないほどの活躍を続ける山之内すずさん(19)が出演する、映画『人狼ゲーム デスゲームの運営人』が、2020年11月13日よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて順次公開されています。山之内さんは予測不能なデスゲームに参加する末吉萌々香役を、笑顔を封印してシリアスに熱演します。

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山之内すずさん(19)

 2019年にAbemaTVの恋愛リアリティーショー『白雪とオオカミくんには騙されない♡』に出演後、同世代を中心に絶大な支持を集める山之内さん。現在は、雑誌、バラエティー番組、女優、モデルなど、あらゆるジャンルに活躍の場を広げ、まさにカリスマの名にふさわしい存在です。話を聞いてみると、10代とは思えない冷静な自己プロデュースの姿勢が見えてきました。

いろいろな“偶然”が重なってこの世界に

――完成した映画を最初に観たとき、いかがでしたか?

山之内すず(以下、山之内):今まで、自分が出た作品を大きなスクリーンで観たことがなかったんです。どうしても恥ずかしくなってしまい、なかなか観られなくて。でも、今回の作品に関しては自分がどアップでスクリーンに映し出されてもちゃんと観られたので、それがうれしかったですね(笑)。

――末吉萌々香という役は、演じてみていかがでしたか?

山之内:私自身、性格的にも“女の子らしい”みたいな生き方をしていないので、今回、萌々香というかわいらしい女の子を演じられてすごくうれしかったです。今までは関西弁の性格がキツイ女の子だったり、ザ・元気みたいな子の役が多かったので。

――今回のように役柄を通じてかわらしい女の子にもなれるわけですが、そういった面にあこがれて始めた仕事なのでしょうか?

山之内:そもそも「有名になりたい」「女優さんやモデルさんになりたい」って夢を持ってこの世界に入ったというよりは、いろいろな偶然が重なりチャンスをいただけて、偶然この場にいることができている感じです。でも、そういう入り方をしたからこそ、なあなあにしてはいけないし、こういうチャンスはそうそうないと思っています。みんながみんなもらえるチャンスではないから、やれるだけやってみようと思っています。

監督から「決めては演技力」と言われて

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『人狼ゲーム デスゲームの運営人』より

――最初は受け身だったわけですね。

山之内:いざ始めてみたら自分でも向いているなって思うことが多くて、やっているうちに「この仕事っていいな」って思うことがたくさん見つかってきました。デビューしてから1年間はありがたいことに、CM、音楽、WEB、お芝居、モデルと、いろいろなことをやらせていただいて、いい経験になりました。その中で一番やりたいと感じた仕事がお芝居だったんです。

――すると、今回の出演は念願だったと。

山之内:正直、SNSの数字でドラマやメディアに呼んでいただけることもあるでしょうし、それも一種の実力だと思うので“悪”だとは思わないけど、やっぱり演技がしたいなって思ったときに、一番いい入り方って演技で決めてもらうことじゃないですか。だから、監督やプロデューサさんが「SNSの数字は関係なくて、決め手は演技力」と言ってくださって、安心しました。ちゃんと見てもらえてうれしかったですね。

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