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QBK、半端ないって…実況が10倍楽しくなる「サッカー流行語」5選

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 運命の決勝トーナメント、まもなく日本対ポーランド戦がキックオフになります

 サッカーW杯ロシア大会開催中には、日本代表にまつわるさまざまな名言(迷言?)も生まれました。

日本代表

W杯ロシア大会日本代表(代表撮影:JMPA)

大迫、半端ないって」にはじまり、セネガル戦で同点ゴールを決めた本田圭佑選手の「本田△」など、大会開催前からネット上で使われていた言葉が、これを機に、一気に世間的にも認知されてもいます。

 今回は、過去の大会も含めて話題になったサッカーの「ネット流行語」を振り返ります。あなたはいくつ覚えていますか?

1)「師匠」

 サッカー関連のネット流行語のはしりとして、ファンの間で有名なのが「師匠」。元日本代表FWで、鹿島アントラーズなどで活躍した鈴木隆行選手のネット上での愛称です

 なぜ「師匠」と呼ばれるのか。由来としてもっとも多かった説が、公式戦で46試合連続ノーゴールという記録を作り、「ノーゴール師匠」と呼ばれ始めたことです。

 しかもゴールを決めないのに試合に使われ続け、体格も立派なのに軽いアタリで見事な転びっぷりをよく披露したことも理由のひとつにあるそうです。

 しかし2002年開催のW杯日韓大会の初戦ベルギー戦では値千金の同点ゴールをあげ、日本初の勝ち点獲得に貢献。今年の1月に現役引退しましたが、ここ一番の泥臭いプレーが魅力の、記録にも記憶にも残る選手(=流行語)でした。

2)「QBK」

サッカーボール

※画像はイメージです

 鹿島アントラーズなどで活躍した元日本代表、柳沢敦選手が発した言葉から生まれた「QBK」。何かの頭文字のようですが、その由来を知っていますか?

 きっかけは2006年のW杯ドイツ大会、日本対クロアチア戦の後半6分。FWとして出場していた柳沢選手は無人のゴール前でパスを受けたのに、なぜかゴール外にいたキーパーめがけて蹴ってしまい、決定的チャンスを外してしまいます。

 その試合後、柳沢選手が残したコメントが「急にボールが来たので」です。

Q:急に
B:ボールが
K:来たので

 結果、この試合はスコアレスドロー、日本は決勝トーナメント進出を逃してしまいます。このエースらしからぬ発言は物議を醸し、柳沢選手には避難が殺到し、何年もネット流行語として、揶揄されるハメになります。

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