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30歳で資産1000万円男子に、“投資嫌いな”彼女が突きつけた「結婚の条件」

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別れを切り出したが彼女が応じず…

夫婦 カップル

「理解はできますが、だからといって僕のことを『ラクで稼ぐことばかり考えている』って怒るのは違うと思うんです。ちゃんと毎日仕事だってしているし、誤解されるような発言だってしていません。

 個人的に嫌っていても構いませんが容認してくれる気配がまったく見られず、それでもうダメだなって。そう思ったら僕も彼女の嫌な部分が次々と目につくようになってしまい、愛情も冷めてしまったんです」

 ところが、彼女は別れることを拒否。相手の実家にも挨拶していたこと、彼女が自分の都合のいいように親に話していたこともあってドロ沼化。両家を巻き込んだ騒動に発展してしまいます。

「しかも、彼女が『きっとほかにオンナがいるに違いない!』とか言い出すもんだから、最初は完全に悪者扱いでした。そんな女性なんかもともといないのに身の潔白を証明しなければならず、それがようやく済んだと思ったら今度は『事実上の婚約状態と同じだから慰謝料を払え!』って」

彼女とのことがトラウマになっている

「結婚前提だったとはいえ、プロポーズも結納もしてないのにもう参りました。これはハッキリと断りましたが『投資やってるんだからお金あるでしょ。そのくらい払いなさいよ!』ですからね。あれだけ資産運用することに反対してたのに、よくそんなセリフが吐けるなと別の意味で感心しました(苦笑)」

 非常に後味の悪い別れ方だったこともあり、「恋愛も結婚もしばらくしたくない。なんならずっと独身でも構わない」とまで思った草野さん。あれから2年が経った今でも新しい彼女もおらず、独身生活を謳歌しています。

「誰からも干渉も邪魔もされませんし、いくらでも自分の好きなことができる。銀行預金を除く資産も1000万円を超えましたし、お金にはまったく困っていません。次に彼女ができるのはいつになるかはわかりませんが、彼女みたいに資産運用に反対する人は絶対に無理。ただ、投資をやってると話せば、カネに目がくらんだ女性が近寄ってきそうな気がして、そっちもまた面倒そうですけどね」

 アラサー男性としては同年代の平均以上の資産を持つことができましたが、元カノの件がトラウマになっているのか新しい恋人ができるのは当分先のことになりそうです。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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