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コロナ感染率の低さNo.1の岩手県に、帰省して抱いた違和感

暮らし

まさか!?「東京に帰らないで」と迫る両親

 よしえさんは当初、お盆の数日間を実家で過ごし、東京に帰省する予定でした。

「でも実家に帰ってみると、家族に東京に戻ることを心配されて、『ここにいなさい!』と強く言われました。大げさな……と呆れつつも、あまりに強く言われるので、旦那に相談したところ、『俺は1人でも生活はできるから、そっちの家族を安心させてから帰って来なよ』との返事でした。もしうちに子供がいたら帰る判断をしたと思いますが、旦那が大丈夫と言うので残ることにしました」

 思いがけなく別居生活を送る羽目になってしまったよしえさんは。いま、どのように過ごしているのでしょう?

いつ、東京にもどるべきか?

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「まず数日分の着替えしか持っていなかったので、実家に残っていた独身時代の服や母の服を着て、下着類は近所のスーパーで買い足しました。旦那とは毎日LINEと電話でやり取りをしています。

 そして、いま悩んでいるのは、東京に戻るタイミング。家族も大事ですが、やはり旦那がとっても大事ですから、早く元の生活に戻りたいです。新型コロナが収束するのは待っていられないので、家族が納得する理由を作って東京に戻ろうと思っています」

 いまだにコロナへの警戒心が強い近隣住民たちの目も気になるという、よしえさん。彼女が1日も早く元の生活に戻れることを祈るばかりです。

<取材・文/阿形美子 イラスト/田山佳澄>

1994年生。大学卒業後、フリーの編集・ライターとして活動中。底抜けの飲んべえゆえ酒ネタが多いが、インタビューやモノ記事、カルチャーネタなどもカバーする。Twitter:@agata_yoshiko

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