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手取り15万のカフェ店員。唯一の働くモチベーションは“インスタ映え”

学び

「オシャレ」や「かわいい」といったイメージが強いカフェ店員。しかし実際のところ懐事情はかなり厳しいようです……。“住みたい街ランキング”に毎年必ず入っている都内某駅のカフェで、正社員として働く上原華さん(仮名・25歳)は、週休2日で手取りは約15万円だといいます。

カフェ

画像はイメージです(以下同じ)

同棲がきっかけで正社員に

「都内で1人で暮らすのは副業でもしなければとても無理です……。今は郊外のアパートで彼氏と同棲しています。家賃や光熱費も折半なので何とか生活できてますね」

 1年前までは正社員ではなく、フリーターだったという華さん。カフェで正社員を目指したのは、“あるきっかけ”からだといいます。

「彼氏の影響です。同棲するにあたって、『結婚とか先のことも考えて、正社員になってほしい』って言われたんです。6歳上の彼はそこそこ給料ももらってるはずなんですが、私にちゃんとしてほしいみたいで、お財布は別々なんです」

 以前はカラオケ店でバイトをしており、深夜シフトに入ることもあったので、多い月で手取りで25万円はもらっていたそうです

「本当はフリーターのまま同棲したかったんですけどね。親も『早く一定の収入が保証される正社員になってほしい』って言ってたから、結果的に良かったのかもしれないけど」

オシャレだからカフェにした

カフェ店員

 数ある仕事のなかでカフェを選んだ理由を彼女は「オシャレだから」と言い切ります。

「特にやりたいことや就きたい仕事もなかったし、なら『オシャレなほうがいいかな〜』って、あと彼が美容師なので……。美容師とカフェ定員って組み合わせがなんか良くないですか(笑)。仕事の内容は、基本配膳と接客がメイン。あとは事務的なことをやる程度なんで、キツくはないんです。ただ、やっぱり月給15万円っていうのが厳しいですよね

 フリーター時代と比べ、手取りは約10万円のマイナス。華さんはもともと贅沢思考ではなかったそうですが、気軽に外食に行ったり、好きな洋服を買ったりできなくなったとか

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