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「コンビニは負け組」LINEで職業差別する友人に訪れたピンチ

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好きな女性の前で…酔っ払って暴言

 そんなある日、Gさんを含めた友人数名で飲み会を開くことになり、玉置さんも参加することに。すると、事前にGさんからLINEがあり、そこに彼が狙っているMさんという女性が参加することを知らされたのです。

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 飲み会は和気あいあいとした雰囲気で進んでいましたが、少し酔ったGさんがいつも玉置さんにLINEで言っていた職業の勝ち組・負け組について話し始めたのです。「コンビニや飲食店や工事現場は負け組」とか、玉置さんにとってはいつもどおりの展開でした。

「僕も感覚がマヒしていたんでしょうね。『またいつものが始まった』くらいの感覚で見ていたんですが、次第に空気が凍り始めてドン引きしているのがわかりました。そこで止めなきゃって思って、Gの話を遮ったんです」

 しかし、空気は最悪に。そんななか、Mさんが過去にコンビニで仕事をしていたことや、現在、飲食店で働く家族がいることを語り始めたのです。Gさんは必死に弁明しますが、時すでに遅し。Mさんは最後に「職業で勝ちとか負けとかバカみたい」と言い、飲み会の席を後にします。

自業自得だった友人に絶縁宣言

 飲み会の後、Gさんから「Mさんへの誤解を解いて欲しい」といったLINEが届きました。しかし、玉置さんはそれをはっきりと断ることに。そして、今までバカにされて、我慢していたことを伝え、友達をやめると宣言したのです

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「彼がそういう考えなのは僕が1番知っていますし、Mさんの言ったことが正しいんですよ。だからフォローなんてする意味はありません。彼女の毅然とした態度を見て、どうして僕もここまで我慢していたのかわからなくなって、一気に嫌悪感を覚えてしまったんです」

 それ以降、飲み会にGさんが呼ばれることもなく、もちろん連絡が来ることもありません。その後、Mさんと会うことがあり、Gくんについての話を聞くと、「ああいう人は自分の知っている世界しか認めないから苦手」と言っていたそう。

「いくら自分の世界が素晴らしいからといって、他の世界を良くないと判断するのは間違っていますよね。どんな仕事の人にも敬意を払って生活したいですし、Gくんもどこかでそうなってくれたらいいなと思います」

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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