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1日1食コンビニ飯だけ…夢の転職で「月収10万円台」になった若者のリアル

キャリア

食事は1日1食のコンビニ飯

夢だった編集者

 収入が低いのであれば、自炊などして生活費を抑えるのが定番ですが、服部さんは、ほぼ自炊はせず、普段はコンビニで売っている弁当や、カップ麺で済ませているそう。

「職場にいる時間が長いので、光熱費などはあまりかかっていないかもしれません。1人暮らしで自炊すると、逆に高くついてしまう気がして、1日1食のコンビニ飯などで済ませています。たまに野菜ジュースもつければ、栄養もとれるので」

 あくまで好きな仕事ができるということで前向きな服部さん。仕事がツラくなることはないのでしょうか。

「仕事の撮影などで、最新の家電やガジェットを使う機会があり、最初は物珍しくて楽しかったのですが、最近はみじめに感じるようになってきましたね。高くて、とてもじゃないけど自分では買えないようなものばかりで……」

残るのも不安。独立も不安

 服部さんは、将来への不安も抱えているそうです。

「同じ会社に勤めている30代の男性が、小さな子どもがいるのに、手取りが20万円ちょっとだって言うんです。それを知ったので、いつかは転職をしなければとは思っています。ただ、零細出版社の編集者で、大手に転職ができた人の話をあまり聞かないんですよね。焦ってフリーランスになっても、やっていく自信がありません。それなら、30歳まではこのままでもいいかなと考えたりもします」

 このように、現状に満足していなくても、周りに同じ境遇の人がいる場合「なんとかなるかも?」と安心してしまう心理もあるのかもしれません。とはいえ、まずは上司と雇用条件について、交渉してみる必要がありそうです。

<取材・文/池守りぜね イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

出版社や、web媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は子供と一緒にプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ

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