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会社員を3年で挫折した「元イジメられっ子社長」が起業以来、増収増益できた訳

ビジネス

「フラれたからこそインフラを作る。」

「そういった、絶望的な状況下でもやはり、好きな気持ちに嘘はつけない。だからこそ『100%の未練』を抱えて、輪の中心以外から業界を活性化させたい。そこで思いついたのがサービス開発でした。

 私の目指すところは、クリエイティブ業界の人がもっと打ち合わせしやすく、働きやすい世界。無駄な調整作業をなくすことで可処分時間が生まれ、もっとやりたい事や有益なことに時間を使えるようになります。

 SNSが発達したけど、いまだに人が会うためにかかる労力はムダが多い。だからこそ、クリエイティブに『フラれた人間』として未練がましく、クリエイターやクリエイティブ業界が盛り上がるためのインフラのような存在になりたいと思っています」

 クリエイティブに携わる当事者として、自らインフラとなるようなサービスを開発する事で、業界がより良くなるよう努める石澤氏。さらなる活躍を期待したい。

<取材・文・撮影/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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