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「ミレニアル世代」が将来のため本当にすべきことは?中川淳一郎、常見陽平らが徹底議論

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『週刊SPA!』の創刊30周年を記念し、渋谷のロフト9で全12日・15公演にわたり開催された「SPA!フェス」の全期間が大盛況のなか終了しました。

 イベント期間の最終日となった6月10日(日)昼には「bizSPA!フレッシュ」主催で、「40代で後悔しない!20代で本当にするべきこと」が行われ、“働き方のプロ”たちに「ミレニアル世代が20年後に後悔しないためにはどうすべきか?」について語ってもらいました。

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左から、司会を務めた『週刊SPA!』編集・和田まおみ、「bizSPA!フレッシュ」編集長・井野祐真。ゲスト登壇者の栄藤仁美さん、石川涼さん、常見陽平さん、中川淳一郎さん

 登壇者は博報堂OBとしてさまざまな働く若者を見てきた中川淳一郎さん。リクルート、バンダイ、フリーランス活動などを経て、現在は千葉商科大学国際教養学部専任講師として日々学生と向き合ってきた常見陽平さん。

 さらにファッションブランド「VANQUISH」創設者で、株式会社せーの代表の石川涼さん。そして「ミスiD2017」で安藤美冬賞を受賞した起業家アイドル・栄藤仁美さんです。

Q: 20代はお金をどんどん使うべきか、貯金すべきか?

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一人だけ「できる限り貯金すべき」を選択した中川さん。そのワケとは……?

 第1部のトークテーマは「20年後に後悔しない究極の選択!あなたはどっち?」。究極の二択質問に登壇者たちが答えます。

 まず初めは「20代はお金をどうつかったらいい?(全部使い果たすべき or 可能な限り貯金すべき)」という二択。中川さんだけが「貯金」を選択するという結果に。

中川淳一郎(以下、中川):20代のころって、だいたい年上の人が奢ってくれるんですよ。しかも“間男”とかやってると女性からも奢ってもらえるんだよ。

会場:(笑)。

中川:お金を少しくらい使っても懐が痛まない人には甘えていいんじゃないかな。

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17歳で3000万円の借金を背負い、飲食業を起業。レコード会社、バーの経営に加えて、ミスキャンパスイベント「Miss of Miss」の立ち上げに参画しながら借金を5年で完済した栄藤さん。現在は飲食業の傍らプロデューサー業やメディア出演をおこなう。

栄藤仁美(以下、栄藤):私は、「経験を買う」って感覚が大事なことだと思うんです。だから20代のうちはやりたいと思ったらなんでもやってみることですね。あとは「引き寄せの法則」みたいなものがあって、お金を上手に使える人は、良い人間関係も引き寄せられるような気がします。

常見陽平(以下、常見):お金には、消費、浪費、投資の3つがあります。若い頃なけなしのお金で買った本や、通ったライブだって、単なる消費に見えなくもないけど、ちゃんと役に立ってるんですよね。消費して初めて見えてくる世界ってあると思う。

石川涼(以下、石川):僕、若い頃は車買いまくったりしたこともあるけど、たいして役には立ってないかな(笑)。でもビジネスではお金をどんどん使ったほうがいいと思ってます。ひとつのビジネスが成功したら、儲けたお金を次のビジネスに全部突っ込んじゃってましたもん。もともと何も持っていないところからスタートしたんだからって思えば全然怖くなかったですね。

Q: ブラック企業は辞めるべき、我慢するべきか?

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「仕事で身も心も壊して20代を棒に振ったら意味がない」と常見さん

 次に、「就職先が超ブラック企業だった!(今すぐ転職すべき or 我慢して勤めるべき)」という質問。これには常見さんのみが「今すぐ転職すべき」を選択しました。

常見:心身ともに壊れてしまうほどのブラック企業は辞めたほうが良いと思います。僕もうつを経験しているのでよくわかりますが、心って一度壊れてしまうと立ち直るのがものすごく大変なんですよ。中川は、なんで「我慢して勤めるべき」なの?

中川:ブラック企業を辞めるって決めたなら、あとはいかに内部でアラを探して、文春に売り飛ばすかっていう。そのネタを取るためにしばらく我慢しろっていう意味で、こっちを選びました。

会場:(笑)

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24歳でアパレル会社を起業し、29歳のとき渋谷109MEN’Sで圧倒的な人気を誇るファッションブランド「VANQUISH(ヴァンキッシュ)」を創設。現在もアパレル事業を急成長させている石川さん

司会:石川さんはいかがですか?

石川:まぁ、辞めたければ辞めればいいと思いますよ。僕がハタチのときに勤めていた会社は社長がアル中だったんですよ。僕は社長の直近の部署にいたので、缶ビールをぶつけられたりしていました。辞めちゃえばラクだけど、我慢して働けば社長の仕事を盗めるなと思って。今はそれがすごく活きていると思いますね。

栄藤:私もレコード会社で働いていたときは、いわゆるブラックと呼ばれる働き方をしていたこともあったんですが、今となっては「仕事として何が良いか、悪いか」を学べる良い機会だったと思っています。ヤバいブラック企業じゃなければ少し我慢して働いて、次の仕事に活かせる知識や経験を盗んでいってほしいです。