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職場になじめない“転職後ギャップ”に陥る人の特徴と、その対処法

学び

趣味や特技などを話せる相談相手を

齊藤 陽

「転職した直後は、少なくとも一定の期間はその会社で頑張っていこうと思っているはずです。前職で得た社会人経験は、転職先にも良い影響をもたらします。ただ、それらを焦って発揮しようとしてしまうと、逆に環境に慣れることから遠ざかってしまう可能性があります。

 人と比べることなく、焦らず、自身が心地よいスピートと距離感を保つことが、結果的に早い関係構築につながると思います」

 ただし、冒頭のアンケート調査では「相談相手はいるが、十分に相談できていない」という転職者が約8割いる。さらに転職者のおよそ8割が相談相手として「家族」「友人・知人」と、職場以外の人間関係を挙げている。焦らず自分のスピードで人間関係を構築していくことが大切のようだが、どういった人物に相談するのが正しいのだろうか?

「転職後の悩みについて、多くの転職者は社内の人間に相談しづらい面があり、『同じ問題に直面したことがある、もしくは、その問題を解決したことがある』経験者が、転職者にとって『悩みを十分に相談できる相手』となり得そうです。こういった相談相手を見つけることが、自身の心地よいスピードを保つためのヒントとなるでしょう」

<取材・文/シルバー井荻>

【齊藤 陽(さいとう あきら)】
「CAREER POCKET」事業責任者兼「転職同期」コミュニティマネジャー。大学在学中に起業し、モバイル情報サイトの企画、運営に従事。ソフトバンク、ミクシィへ入社を経て、知人と Webメディア制作関連の会社を起業。2019年2月パーソルキャリアに入社、「CAREER POCKET」事業責任者としてサービス開発に従事

平成生まれの編集者・ライターです。赤羽と阿佐ヶ谷に出没します。ビジネスサイトの編集長もやってました。

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