bizSPA!フレッシュ

「SNSで人は攻撃的になる」ゲイの精神科医が語る、SNS社会との付き合い方

暮らし

20代は揉まれて損はない年頃

Tomy

――ご自身では炎上を回避するために心がけていることはありますか。

Tomy:書かないほうがいいかなって思うことは書かないですよ。基本的には「〇〇しなさい」とは言わずに「〇〇みたいな考え方もあるかもよ」というようなフワっとした形に落とし込んでいます。誰かの役に立つようなことを書いて、それを自由に共有しましょうというスタンスであれば、容易に炎上は起こらない気がします。

――最後に悩み多き20代の若者に対して何かメッセージをいただけたらと思います。

Tomy:20代の頃に経験する良いことも悪いことも、あくまで「20代での良いことや悪いこと」なんですよね。当時の悩みを今になって振り返ると、「こんなことで悩んでいたなんて、何て幸せだったんだろう」というくらい思えてくる。どうせ揉まれて損はないんだから、とにかく経験値を増やすつもりで思う存分好きなことをやっていけばいいのではないでしょうか。

<取材・文/目黒川みより 撮影/スギゾー。 イラスト/カツヤマケイコ>

フリーペーパーを発行する出版社勤務を経て、現在はWEBデザイン会社にてディレクターとして勤務。お忍びで「心の問題」を扱う執筆活動を続ける

精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉

精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉

たった半年で13万フォロワー突破と人気急上昇中のTwitter 『ゲイの精神科医Tomyのつ・ぶ・や・き』が待望の書籍化! 人生経験豊富な精神科医が オネエ言葉と毒舌で不安や悩みを一瞬にして吹き飛ばす!

おすすめ記事