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新しい部下は50代。20代上司を悩ませた“見下しLINE”で自滅

学び

 最近では年功序列でなく、年齢に関係なく役職を持てたり、年上の部下ができたりする会社も珍しくありません。

職場 ビジネス

※イメージです

 しかし、年上の部下を持って、付き合い方に悩む20代のビジネスマンもいるようです。今回は、そんな年上の部下ができた男性が、LINEなどで経験したトラブルをご紹介します。

新しい部下は「年の差20歳超」の50代

 都内の不動産投資会社で働く秋山奏汰さん(仮名・29歳)は、今までの実績を買われ20代で課長になった実力者。

 社員とのコミュニケーションも得意で、上司からも期待される存在でした。そんな秋山さんが役付きになってすぐの頃、同業他社からの転職で中途採用された50代の男性が部下として入社してきたのです。

「同じ業界からということや、人事部からの情報で実績もありそうでしたのである程度期待していました。でも、新人かつ20歳以上年上の部下というのは初めてだったので、そこに不安はありました」

 秋山さんは不安を抱えつつもDさんに上司として挨拶をしました。するとDさんはジロジロと秋山さんを見た後、「上司とはいえ年下ですよね。私のほうが年上で経験もありますから」と半笑いで言い放ったのです。

 これには秋山さんも唖然とし、今後への不安が大きくなったと言います。

LINEでのダメ出しやマウンティング

上司
 そんな不安なスタートを切ったDさんとの関係。緊急連絡先として交換したLINEでも、ことごとく下に見るような発言をDさんに連発され、対応に困っていました。

「たぶんDさんはプライドも高く、僕みたいな年下の上司にいろいろ言われるのが気に食わなかったんだと思います。毎日、社会人としてのマナーについてのダメ出しや、仕事に関するマウンティングのLINEが送られてきました」

 さすがに秋山さんも見て見ぬ振りはできず軽く注意をしてみるものの、Dさんは反省するどころかさらに当たりが強くなる始末。コミュニケーションも上手く行かない相手に、秋山さんは困り果てていました。

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