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27歳上京リーマンが車を手放した必然「郊外でも“駅チカ”なら困らない」

 かつて若者の三種の神器とされていた《車・海外旅行・お酒》。しかし、今の20代には当てはまらないらしく、いずれも需要が落ちています。

自動車

※画像はイメージです(以下同じ)

 特に自動車の場合、警視庁「運転免許統計(平成30年版)」と人口推計をもとに運転免許取得率を知らべたところ、20~24歳は2018年時点が74.7%と2009年に比べて3.5ポイント減。25~29歳も87.6%で、4.2ポイントも下がっています。

 一方、内閣府「主要耐久消費財等の普及・保有状況」によると、調査を行った2019年3月時点での29歳以下の自動車保有率は57.5%。下落傾向から少し持ち直したようですが、郊外から都心に住む人が増えている最近の住宅事情を考えると、都市部の若者の車離れに歯止めが利かない状況であることには変わりません。

車を持ってきたけど、全然乗らなくなった

「自分は茨城出身で大学までは地元に住んでいましたが、完全に車社会で普段の足として毎日乗っていました。今は就職して都内に住んでいますけど、車がなくてもまったく困りません。実家に戻ったときくらいしか乗らないからすっかり運転が下手になっちゃって(苦笑)」

 そう話すのは、エネルギー関連会社で働く上田則和さん(仮名・27歳)。ただし、東京に引っ越したときには実家から愛車を持ってきていて、しばらく自宅アパートの近くに駐車場を借りていたそうです。

「東京といっても家は郊外の八王子のほうだったので、車があるほうが便利かなと思ったんです。ただ、住んでいたのは最寄り駅から歩いて5分ほどの場所で、買い物も食事もその圏内で済ますことができました。

 休日遊びに行くにしても都心だと車のほうがかえって時間がかかりますし、駐車場を探すのも一苦労。何より30分で300円や400円もかかる駐車料金は信じられないほど高いですしね」

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