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1年で会社を辞めた’19年入社組の本音「あまりにホワイトすぎて…」

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辞める理由1位は今も昔も職場環境

新卒1年目で会社を辞めた人

合同会社説明会の様子。就職活動で苦労して入社した会社でも若者は躊躇なく辞めていく

 一方で、「職場環境がブラックだった」「仕事内容に不満があった」といったものが「会社を辞めたい理由」の上位にくるのは、「今も昔も変わらない」(平賀氏)という。

 インターンで「自分に向いている」と感じて生命保険会社に入社したという松川玲さん(仮名)は、入社後のギャップに悩んだ。

「私は営業職だったのですが、交通費が出なかったり、営業に使う会社のロゴが入ったペンやカレンダーを買わされたり。お客さんへのお歳暮も自腹。さらに長時間勤務で、配属先の同期10人のうち4人が辞めました。ウチは退職者を見越して採用、新卒は毎年2年目を前に半減するらしいです」

 つらい労働環境のために、体調を崩して退職した新卒も。

「ノルマが厳しすぎて辞めました」と言うのは、学生向け人材紹介サービス企業の営業職を務めていた大平結衣さん(仮名)。

「『経験を積めば、学生側に立つキャリアアドバイザーになれる』とのことでしたが、業務内容は企業へのテレアポ。一日100件の営業電話をかけても、アポを取れるのはせいぜい1、2件。8時半に出社して、退社するのは22時以降。夏には体調を崩してしまいました」

 現在は金融系企業に転職し、事務職として働いているという。

ランクアップのために転職する風潮に

 “売り手市場”といえる現在、転職を前提に就職する若者たちは増加傾向にあると言っていいだろう。

「以前は、転職すると今より待遇が下の企業に行くことが多かったですが、今はみなランクアップのために転職する。’19年は退職代行サービスの台頭によって、より辞めやすい時代となりました。’20年度はこの風潮が、一層加速するのではないでしょうか」(平賀氏)

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<入社3年目の社員150人に聞いた退職意向>
・辞めるか迷っている 47.3%
・この会社でがんばろうと思っている 32.7%
・辞めることを決めた/すでに辞めた 20.0%

<“退職予備軍“が最も辞めたいと思う理由>
・人間関係がよくない 31.5%
・職場環境がブラックである 26.0%
・仕事内容に不満がある 11.0%
・入社前の理想と現実にギャップがある 11.0%
・業務が自分に合っていない 5.5%
・その他 15.0%

※提供:ツナグ働き方研究所
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