デブから抜けたら人気者に。西野未姫に聞くダイエットのすすめ
芸人さんからは「いじりにくいわ!」
――2か月間のダイエット、どういったところが大変だったんでしょうか?
西野:もともと食べることがすごい好きなんで、ダイエット中はみんなと御飯に行けなかったり、お酒を飲めなかったりと、好きなものを食べられないのがしんどかったです。
「はあーこんなに食べられないのにやる意味があるのかな」とか思うんですよ(笑)。でも結果的にダイエットをしてよかったと思うし、やせてからは周囲の視線も変わりました。
――1年振り返って何が変わったのか。
西野:テレビとか出たときも、「もともとは嫌いだったけどダイエット頑張ったから好きになりました」という人がすごく増えたんです。やっぱり頑張っているところを見てもらえたことで、番組スタッフさんにも「すごいきれいになったね」とか言われるようになりました。芸人さんには「いじりにくいわ!」とか言われますけど(笑)。
炎上することは仕方ないと思う
――2019年は大規模な炎上もありましたがネットの世論はどう変わったんでしょうか?
西野:前までは「本当キモチわりぃ」「デブがうるせぇ」とか言われていました。でもダイエットをしてみて「ダイエット頑張っているから好きになった」「デブで嫌いだったけど可愛くなった」といったコメントが増えましたね。まあ今でも「また西野未姫出てる。気分悪いから、チャンネル変えよう」というのも、めっちゃいますけど(笑)。
――実際に炎上の渦中にあった時は大変だったかと思います。メンタルケアってどうされていたんでしょうか?
西野:昨年、死ぬほど炎上して、メンタルが鍛えられた部分もありました。今はもう炎上すること自体は仕方ないなって、開き直っているんです。私は一生懸命やっているだけで、自ら炎上しにいっているわけではないので。「自分はそもそもそういう人間なんだ」と思っています。
――エゴサーチもするそうですね。
西野:はい。ずっとリアルタイムで(笑)。エゴサーチをして、悪口にも全部いいねを押すようにしています。そうすると、「あ、いいねくれた、意外といいやつじゃん」みたいに思ってもらえるんです。