電話で失敗しないビジネスマナー。かける前に「5W3H」の準備を
「5W3H」の基本原則に従って電話しよう②
・How(どのように)
仕事の進め方など伝える必要があれば、あらかじめ確認しておく
・How many(いくつ)
数量を伝える必要があれば、あらかじめ確認しておく
・How much(いくら)
金額を伝える必要があれば、あらかじめ確認しておく
最初は緊張するかもしれませんが、それだけに、上記の項目をしっかり事前確認しておけば安心です。この基本を忠実に行いつづけることで、自然と緊張しなくなりますから、チャレンジしてみてくださいね。
「電話をかけてから」の一連の流れ
次は「電話をかけてから」の一連の流れを予習しておきましょう。
1. 相手が出たら、自分の会社名と名前を伝える
すでにやりとりのあるお客様や取引先であれば、「いつもお世話になっております」とのあいさつ言葉を忘れずに伝えてくださいね。
2. 目的の相手(名指し人)の名前を伝える
「恐れ入りますが」など、クッション言葉を添えて、「部長の佐藤様をお願いできますでしょうか」と、名指し人を「役職名(肩書き)+名前+敬称(様、先生)」で伝えます。語尾は、「お願いします」と言い切るのではなく、「お願いできますでしょうか?」「お取り次ぎ願えますか?」など、依頼する口調で伝えます。
3. 名指し人が電話口に出たら、改めて自分の社名と名前を伝える
名指し人に繋がったら、改めて自分の社名と名前を伝えます。また、電話をかけるという行為は、先方の時間に割り込むことになります。そこで、最初に「今、お時間よろしいでしょうか」と都合を伺うと丁寧ですね。