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職場の電話でまさかの不倫トーク…忘年会で知った上司の“黒すぎる”本性

無関係なのに降りかかる災難

 大倉さんは、場の雰囲気がおかしくなっていることに気づきました。振り返ると、他の部員たちが、大倉さんと涙を流す富田さんに奇異の目を向けていました。

「必死になって、『プライベートで色々あったみたいで』と告げて、彼女も話を合わせてくれたので、なんとか誤魔化すことができたんですが……」

 しかしその中で部長だけは、鋭い視線でじっとこちらを見ていたそうです。

「その後、個人面談の時や、客先に同行してもらった時とかに『あの時、何を話してたんだ?』と、追求されました」

部長とギクシャクして冷遇される

夜 仕事

 正直に言えば、富田さんがクビになってしまうかもしれません。大倉さんは「彼女のプライベートの話です」と繰り返しましたが、部長は誘導尋問を仕掛け聞き出そうとします。

 富田さんにも同様のことをしていたらしく、だんだんと話の整合性がとれなくなってしまいます。富田さんは部署が変わったこともあり、クビになることはなかったそうですが、大倉さんは冷遇されることに……。

「自分は新人の中でも部長に気に入られていたほうだったんですが、あれ以来、問題のある客先ばかり任されたり、キツいエリアを担当させられるようになりました。それでもなんとか結果を出せた時もあったんですが、全然評価してもらえませんでした」

 忘年会は開放的な気分にもなる場ですが、そこにはまさかの落とし穴が潜んでいるかもしれませんので、ご注意ください。

特集・忘年会にまつわるエトセトラ

<TEXT/和泉太郎 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め

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