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建設現場で超重要な「KY」って何の略?業界ウラ用語

コラム

A. 危険予知

「KY(=危険予知)」は、建設現場での労働災害を防ぐための活動で、「危険予知活動=KYK」とも言われます。

 建設現場では、特にヒューマンエラー(人間に起因する誤り)による災害が多く発生します。現場で働く作業員同士のコミュニケーション不足や、小さな確認ミスによって、大きな怪我や死亡災害に繋がってしまうこともあります。

 そのため、建設現場のKYに置いて重要なのは、現場に関わる全員が「この現場ではどんな災害が起きる可能性があるだろう」と考えること。現場によって条件が異なるため、マニュアルだけに頼らず「現場には危険が潜んでいる」と意識することが大切なのです。

 そして、考えられる災害について防止策を検討し、全員で共有します。責任者だけでなく、現場にいる一人ひとりが敏感であることが求められるのです。

Q.「丸投げ」ってどういう意味?

「このマンションの工事は丸投げでした」

 他業界でも使われることがある言葉ですが、建設業界での意味はいったい?

工事現場

※画像はイメージです(以下同じ)

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