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29歳日本人スタッフが語る“台湾野球”の魅力。チアリーダーと一体になって応援

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 楽天が買収した台湾野球チーム「ラミゴモンキーズ」には、台湾球界唯一の日本人スタッフ、礒江厚綺さん(29歳)が働いている。前回のインタビューでは働くまでの経緯を聞いたが、後編では台湾野球の魅力や、楽天が参入することへの思いを聞いた。

ラミゴの選手たち

ラミゴの選手たち

 台湾のプロ野球は1990年にリーグ戦を開始し、現在は「富邦ガーディアンズ(新北)」、「ラミゴモンキーズ(桃園)」、「中信ブラザーズ(台中)」、「統一セブンイレブンライオンズ(台南)」の4チームが前・後期各60試合、年間120試合のリーグ戦を行う。1リーグ4チームのみと日本のプロ野球よりかなり規模は小さく、選手の待遇も平均年棒700万円程度。だが、小規模だからこそ柔軟な運営ができるとも言える。2020年からは、第5球団目となる味全ドラゴンズが二軍に参入する。一軍には、’21年から参入となる。

最大の魅力はファンと選手の距離の近さ

――台湾野球の魅力って、どんなところでしょうか?

礒江厚綺(以下、礒江):ファンと選手の距離が近いことですね。ホームの応援席って、日本だと一塁側か三塁側で分かれますが、台湾だとホームは一、三塁側の内野席で応援するんです。都市対抗野球や大学野球みたいに、選手のいるベンチ上で応援をするんです。スタンドの一列目にいるファンと、グラウンドにいる選手が試合前に軽く会話を交わしていることもあります。日本だったら、手を振るぐらいですよね。

――応援の仕方に違いはありますか?

礒江:台湾野球では応援に電子音楽を使うのと、チアリーダーの存在感が大きいです。チアリーダーが振り付けをしながらコールして選手を応援するんですが、ファンもチアと一緒に簡単な振り付けをしながら声を出します。初心者でもすぐに楽めるし、言葉が通じなくてもコールや振り付けはすぐできると思います。

――野球見ながらビール飲んだりするんですか?

礒江:台湾は車社会、バイク社会なので、日本ほど酒を飲む文化がないんですよね。なので、球場でもお茶とかタピオカミルクティーなどを飲んで応援しています。

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