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「10年後、映画館はないかも」俳優・寛一郎があえて語る覚悟

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仕事に関しては、父と干渉し合わない

寛一郎

――映画を観てきたのも、環境としてお父さんのことが影響している?

寛一郎:もちろん。父の映画は、母と観るのが習慣でした。そうして触れているうちに、映画そのものを好きになっていったんです。だからきっかけは父ということになります。

――寛一郎さんのデビュー以降で、お父さんからかけられた言葉はありますか?

寛一郎:普段はよくしゃべりますし、デビューしてからも仲はいいです。でも仕事に関しては干渉し合わないです。何か言われたこともないし、僕も相談したりしませんし。

同年代の俳優の友達はいない。唯一好きなのは…

――色んなことを話せる役者仲間はいますか?

寛一郎:僕、同年代の俳優の友達っていないんですよね。あ、でも村上虹郎は、友達というか、好きですね。

――デビュー年の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で共演されましたね。

寛一郎:はい。『ナミヤ~』からです。彼と共演できたことは財産になっています。同年代でリスペクトできるのは虹郎くらいじゃないかな。役者としても人としても、素晴らしい考えを持っていると思います。

――映画界をこれから一緒に盛り上げていけたらと?

寛一郎:いや、各々やっていったらいいんじゃないですか。でもお互いに頑張れたらと思うし、10年後も、僕の視界のどこかにいてくれたらいいなと思っています。

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