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マッチングに疲れた!ネットに「自然な出会い」はあるのか?

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画像はイメージです

 新しいことをはじめるのにぴったしな新年度。

 心機一転、新たに習い事をはじめる読者もいるのではないでしょうか。異性との出会いに淡い期待をしながら料理教室の門を叩いたものの、

生徒は既婚女性が多かったです。まあ、知り合いは増えたし料理の腕も多少あがったので満足してますが」(20代男性・IT系)

 なんてケースも……。そんななか「独身限定習い事サイト」なるものが密かに注目を集めているそうです。

「独身限定習い事サイト」運営者に聞いてみた

 独身限定習い事サイト「アローハ」を運営する石原鉄兵氏は「どうせ習い事をするなら、できれば同世代の男女でワイワイ盛り上がりたいというニーズがあります」と言います。

 どんなニーズがあるのでしょうか?

 習い事サイト「アローハ」は、婚活サービスを10年以上提供してきた企業「マハーロ」が立ち上げた新サービス。

 婚活会社が習い事サイトをはじめた背景には、「婚活疲れ」の影も見え隠れします。

条件ありきの婚活は消耗しやすい

 石原氏は現在の主流である、条件ありきの婚活や恋愛活動にはマイナス面もあると指摘します。

「マッチングアプリや婚活サービスでは、希望の条件を設定して相手を探すことになります。

 その結果、実際に会えるかはさておいて、理想の相手が“たくさんいる”と錯覚してしまう人もいます。ひたすら好条件の相手を追い求めても、相手はまた別の好条件を求めるため、ミスマッチがおきやすいのです」

 選択肢が豊富であることが、皮肉なことにマッチングを困難にしているといい、そこに石原氏は疑問を投げかけます。

「そもそも、生涯を共にすることになる人生のパートナーを、まず年収や年齢、顔写真の条件だけで選んで本当に良いのか。もちろん条件も大事ですが、大切なのはフィーリングとプロフィールとのバランスなのではないでしょうか」

 また、「婚活は思いの外エネルギーを消耗するものだ」と石原氏は明かします。

「たとえば婚活イベント。

 すぐ相手が見つかるといいのですが、男性は何度もアプローチしても断られ続けたり、または女性はいくら待ち続けても声がかからなかったり。これが続けば誰でも落ち込むものです。

 そのため当初は活発に活動していた会員が、だんだんと参加回数が減ってフェードアウトしてしまうケースもありました。相手を見つけるためだけの活動は、想像以上に気力を消耗するんです」

 実際、マハーロが運営する婚活サービスでも婚活疲れをおこす会員がちらほらいたとか。こうした現状を見て、趣味をキッカケにした自然な出会いの場を作ること思いたったそうです。

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