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職場でバレた「熱狂的アイドルファン」の私生活。部長の一言に驚き

学び

部長も隠れアイドルファンだった!

「実は、以前ほかの部署の女性社員から交際を申し込まれて断ったことがあって、どうも彼女が言いふらしていたみたいです。ドルヲタにフラれたっていうのが彼女のプライドを傷つけてしまったのかもしれません。ただ、給料の大半っていうのは大げさですが、陰口の内容自体は間違っていなかったので否定できませんでした(笑)」

 そう語る藤村さん。しかし、反対に一部の社員とはアイドルファンであることがきっかけに仲良くなったとも。

「ほんの数人ですけど、『実は、○○というアイドルが好きで……』って声をかけてくる人もいました。一番驚いたのは、普段とっつきにくいイメージのあった部長(40代)が地下アイドルのヲタだったこと。2人で出張に行く機会があり、そのときに打ち明けられました。

 私が応援しているグループとは違いますが同じイベントに出演することもあり、最近は2人で飲みに行くとアイドルの話で盛り上がっています。既婚者の部長はドルヲタであることを家族にも秘密にしているそうで、『毎年TIFに行っている君がうらやましい』と言われました」

サラリーマンとしては大きなプラスに

アイドル

「今年は部長が好きなグループも出場するので、そのアイドルのTIF限定のグッズをお土産に買うつもりです」

 半数以上の女子社員とは今でも疎遠で、仕事の会話以外はほぼないそうです。それでも現場の責任者である部長と仲良くなれたのは、組織で働くサラリーマンとしては大きなプラスになったともいえます。

「ドルヲタなのがバレて白い目で見てくる人がいたのはちょっと落ち込みましたが、肩書とかに関係なく同じ趣味を持つ人と仲良くなれたのは良かったです」

 アイドルに限らず、どんな趣味を持っていようが個人の自由。いくら自分には理解できないものでもバカにしたり、からかったりするのはやめてほしいものです。

特集・社会人が夏休みで大失敗

<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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