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職場でバレた「熱狂的アイドルファン」の私生活。部長の一言に驚き

学び

 先週末の8月2~4日、東京・お台場で年に一度のアイドルの祭典「東京アイドルフェスティバル」(以下、TIF)が開催されました。

お台場 東京

※画像はイメージです(以下同じ)

 今年で10回目の節目を迎え、出演アイドルは200組以上、来場するファンの数は8万人以上とアイドルイベントとしては世界最大の規模。それだけにファンたちの気合いの入れようもハンパではありません。

アイドルを応援するため新幹線で毎年上京

「彼女たちにとっては年に一度の大きなステージ。ファンだったらそんな晴れ舞台に駆け付けないわけにはいかないじゃないですか」

 そう語るのは、繊維メーカー社員の藤村誠一郎さん(仮名・32歳)。5年ほど前から某地方を拠点とするご当地アイドルのファンとして活動しており、週末は彼女たちが出演するイベントやライブにほぼ欠かさず参加。ここ数年はTIFにも連続して出場しており、もちろん今年も応援に来ています。

「TIFは金~日曜の3日開催ですが金曜日は仕事のため、毎年仕事が終わってから新幹線で東京に向かい、日曜夜の深夜バスで地元に戻ります。本当は金曜のオープニングから参加したいのですが時期的にお盆休みの直前になるため、有給が取りにくいんです」(藤村さん、以下同)

 そのため、毎年フェス初日の金曜日は仕事どころではなく、去年も朝からそわそわしていたとか。ただし、当日残業になればその後の予定が大きく狂ってしまうので、昼休み中もパンをかじりながらデスクワークに励んでいたそうです。

同僚にアイドルグッズを見られてしまった

アイドル

「職場の人にはドルヲタ(※熱狂的アイドルファン)であることを隠していましたが、仕事が終わったらその足で東京に行くことは話していました。だから、その日はスーツケース持参で出社し、自分のデスクのそばに置いていたんです」

 ところが、後輩社員がスーツケースに気づかず、足にぶつけて倒してしまいます。その衝撃で開いてしまったのですが、荷物の半分以上は応援するグループのTシャツやタオルをはじめとするアイドルグッズ。

 しかも、後輩社員が大きな声で謝ってきたため、結果的に上司やほかの同僚の注目を集めてしまい、部署のほぼ全員にアイドルグッズを見られてしまったそうです。

「きっと今までにないくらい顔を真っ赤にしていたと思います。穴があったら入りたい、まさにそんな心境でした……。笑われたりはしませんでしたが、ヘンに気を使われているようで気まずかったです」

 ちなみに藤村さんはお笑いトリオ、パンサーの向井慧似のイケメン。この出来事を機に「休日はアイドルの追っかけをしている」「給料の大半をアイドルにつぎ込んでいる」などと陰口を叩かれ、女子社員たちから距離を置かれてしまったといいます。

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