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「億り人」も実践する“低リスク・高リターン”な投資法とは?

マネー

 いま高齢化社会を取り巻く日本の環境は複雑に変化しています。金融庁が6月3日に公表した「老後資金2000万円」という報告書にも少なからずその状況が影響しています。

 いくぶんメディアがセンセーショナルに取り上げたきらいはありますが、20代の若者でも将来のため、公的年金以外の収入源が必要であるということは、誰しもが一致するとことではないでしょうか。

資産

※画像はイメージです(以下同じ)

 手堅く資産を積み上げていくには、すでに紹介している債券投資積立投資が適していますが、一方でこれらは、時間を要する資産形成方法であることも事実です。

 そこで今回は、資産形成を加速させるための、変化球として「IPO投資」という投資手法をご紹介します。

「億り人」も実践するIPO投資

 1億円以上の資産を形成した人々は「億り人」と呼ばれますが、仮想通貨などではなく、株式投資を通じて1億円以上の資産を形成した方も増えています。自動車会社に勤める加藤トモさん(仮名・39歳)は、保有資産はすでに1億円を超えており、その保有資産のある程度はIPO投資で稼いだといいます。

「はじめに経験したIPO投資の銘柄は、タマホームでした。この投資で約600万円資産を膨らませることができました。IPO投資のメリットを知り、その後も他のIPOの銘柄に継続的に投資するようになりました。結果的に、私の資産のうちの約20%は、IPO投資で形成できたことになります。IPO投資は、勝率も利幅も高いので常に申し込んでいます」

「つみたてNISA」を利用した積立投資などの手堅い投資も実施していて、さらに短期間で大幅なリターンを稼げるIPOも常に申し込んでいるとのことです。

勝率96%。IPO投資は当たればデカい

ガッツ

 そもそもIPOとは「新規公開」を意味します。企業は株を証券取引所に株式を上場することで、誰でもその株式を購入可能にします。そして、購入者を増加させることで株価の上昇を狙います。

 個人投資家は、IPO株を購入したい旨を証券会社に申し込みます。証券会社は、予め決まった価格(公募価格)で購入できる人を、申込者のなかから抽選します。そして、いよいよ新規公開時点となり、売り出された株式数以上に需要があると、株価(初値)は大きく上昇するという仕組みです。

 IPOの売買は、勝率が非常に高いことで有名です。2019年1月から4月時点までに、国内では26企業が上場し、そのうち25企業が初値を公募価格が上回りました(勝率96%)。さらに、このうち12企業は株価が2倍以上になっています(2019年5月時点)。

 仮に全てのIPOに当選し、購入後にすぐに売却したとすると、必要な投資金額の約540万円に対して、売却金額が約1140万円となり、600万円程度の利益を得ることができたことになります。

 もちろん、購入後に保有しつづける選択肢もあります。私たちの身近な例でも、世界中で利用されているiPhoneを提供するAppleは、1980年の上場から2018年の最高値の株価は約400倍となっています。いまや先進国の生活インフラともいえるAmazonも1997年の上場時は、1.5ドル(163円)の株価からスタート。その後も成長を続け、2019年4月の株価は1950ドル(21万3000円)と、約1300倍となっています。

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