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小手伸也は45歳でブレイク中。 遅咲きの売れっ子俳優5選

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滝藤賢一:「半沢直樹」をきっかけにブレイク

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「俺のダンディズム DVD-BOX」 販売元: ポニーキャニオン

 今やバイプレーヤーとして確固たる地位を築いた滝藤賢一さん(42)。ブレイクのきっかけは、2013年に放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)で、堺雅人さん扮する銀行員の同期役を好演したことでした。

 若い頃は舞台を中心に活動していた滝藤さんですが、2008年の映画『クライマーズハイ』の出演をきっかけに、映像の世界へと軸を移したようです。ブレイク後は、圧倒的な出演量を誇る名バイプレーヤーとして、『俺のダンディズム』(テレ東系)『探偵が早すぎる』(読売テレビ)など周知のとおりの活躍を見せています。

 そんな滝藤さんも、2009年頃までは運送会社やレンタルビデオ店でアルバイトをしていたそうです。

高橋一生:「民王」で最優秀助演男優賞を獲得

東京独身

※画像は公式サイトより

 現在、イケメン俳優として絶大な人気を誇る高橋一生さん(38)も、遅咲きの俳優として知られています。

 ブレイクのきっかけは、2015年に放送されたドラマ『民王』(テレビ朝日系)で演じた総理大臣の秘書役。クールな役どころがハマり、ファンが急増。「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で助演男優賞を受賞するなど、その演技力も高く評価されました。

 その後も、ドラマ『カルテット』(TBS系)や映画『空飛ぶタイヤ』など話題作に出演。現在、出演中のドラマ『東京独身男子』(テレ朝系)では、歌手デビューも果たしています。ちなみに『東京独身男子』には先ほどの滝藤さんも出演しています。多方面に渡る高橋さんの活躍から、今後も目を離せません。

ムロツヨシ:「勇者ヨシヒコ」シリーズでブレイク

 コメディ俳優として知られるムロツヨシ(43)さんも、役者で食べていけるようになるまでに時間がかかったようです。

 ブレイクのきっかけは、2011年からスタートしたドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレ東系)。ツッコミ役としての立ち回りやコミカルな演技で視聴者を魅了。その後、NHKのコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』で、ウッチャンナンチャンの内村光良さん(54)と共演するなど徐々に活躍の場を広げ、個性派俳優としてのポジションを確立していきました。

 2018年には、ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)で戸田恵梨香さん(30)と共演。若年性アルツハイマーにむしばまれる戸田さんを一途に愛する役どころを演じ、新たな魅力を開花させています。

 遅咲きの俳優は、個性豊かなメンバーばかり。なぜブレイクまでに時間を要したのでしょうか?

「遅咲きの俳優さんは、ブレイク前から舞台の世界で知られていることが多いんです。芸歴も長いため、ドラマや映画に脇役として数多く出演していることも珍しくない。にもかかわらず注目されなかったのは、“ハマり役”に出会えなかったとしか言いようがありません。運も役者人生を左右する大きな要素と言えるでしょう」(芸能ライター)

 あきらめず、コツコツと努力してきた遅咲きの旬はきっと長いはず――。今後も彼らのように、味のある役者が現われることに期待したいところです。

<TEXT/鈴木旭>

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

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