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「コンセンサス」の意味、正しく説明できますか?――いまさら聞けない、ビジネスシーンの「カタカナ語」

コラム

「アジェンダ」、「アライアンス」、「マター」……。ビジネスシーンで避けては通れないカタカナ語。その意味がわからず、知ったかぶりをしてしまったり、口ごもってしまったりした経験、誰にでも一度はあるはず。

「日本語で言えばいいのに!」という気持ちにもなるが、会話を止めて「それってどういう意味ですか?」と聞くのはなんだか恥ずかしいですよね。

 正しい意味さえ知っていれば、ビジネスシーンでの会話でビクビクしたり机の下でこっそりググったりすることなく、スマートにコミュニケーションを取れること間違いなし!

Q.「コンセンサス」とは?

 日本のビジネスシーンでよく耳にするこの言葉。あなたはこの意味、正しく説明できますか?

コンセンサス

A.「(大勢の人間の)合意」、「意見の一致」

 もともとの語源となる英語「consensus」を辞書から一部抜粋すると下記のとおりです。

1.(意見などの)一致
2. 大多数の意見、総意、世論、合意

 ビジネスシーンでもほぼ同じ意味で、「コンセンサスを得る」、「コンセンサスを取る」などと使われますが、「事前に根回しをする」というニュアンスを持つことが多いです。

 ただ、「根回し」というと「裏取引」、「密談」というマイナスイメージがつきまとうため「事前にコンセンサスを取る」という表現をすることが増えています。このような「言い換え語」の場合もあるので注意が必要ですね。

<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/東山美紗(SPA!DOL)>

参照:『プログレッシブ英和中辞典 第4版』
すっきりわかる!超訳「カタカナ語」事典』(造事務所、PHP文庫)

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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