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20代の独身サラリーマンは家を買うべき?住宅選びの鉄則は“4つ”だけ

コラム

鉄則1:探す広さは限定的に

間取り

(C) Mrtwister

 ずばり、55~63平米の間で探しましょう。この広さで探すのには理由があります。

・この広さなら、単身、新婚夫婦、子ども1人のファミリー、老夫婦などの受け口が広い
・住宅ローンを使うと所得税の控除が受けられる(取得日からさかのぼって築25年以内に限る)
・広さがそれなりなので、価格が抑えられる

 上記、3つの理由が挙げられます。間取りとしては、1LDK、2LDK、3DKになると思われますが、この広さと、間取りであれば、後に結婚や転勤などで売却や賃貸することになっても受け口が広いため、買い手も借り手も付きやすいのです。

鉄則2:駅徒歩7分以内で、東京23区の内周部

 不動産ポータルサイトでは、物件を検索する時に徒歩分数を選べます。3分、5分、7分、10分、15分……といった具合に刻まれています。そしてこの徒歩分数の検索は年々減少傾向にあるのです。

 時間の余裕がない現代人において、何かと利便性が良い駅近くに住むのは、希望ではなくマストになりつつあります。

 そして、できるだけ東京23区の内周部(他県や市部と接していない区)にしましょう。人口減少の世の中では、都市内居住の価値が相対的に高まります。

鉄則3:採光や人通りなどは妥協する

「100点満点の住宅を買えること」はないと思ってください。さんさんと陽が入って明るく広いリビング、大きな浴槽、洗濯物をたくさん干せるワイドなバルコニー、交通量の多い通りから一歩入って公園に面した閑静な住宅。

 こうした条件をすべて満たそうとすると、どうしても交通利便性が悪い郊外のマンションしか買えなくなってしまいます。

 独身でしたら、妥協できるポイントはたくさんあります。「利便性>採光」と割り切って、あくまでも立地の良い場所で探しましょう。

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