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20代の独身サラリーマンは家を買うべき?住宅選びの鉄則は“4つ”だけ

マネー

鉄則4:リノベ物件を避ける

 機能的で、個性に溢れたリノベーション物件が流行しています。リノベ物件をいくつも見学したことがありますが、自分の趣向にハマれば、これは楽しいだろうなと予想します。

 しかし、資産形成の観点からすると、落第であることがほとんどです。リノベ物件は設計費や施工費がかかりますから、本来の物件価格に+1000万円の価格が載せられていることが多く、このアドオンされた価格は、将来の売却で回収できることはありません。

 壁紙張替えやトイレの交換、フローリングの張替えくらいで見違えるほど良くなりますが、自分できちんと手配すれば60平米未満のお家のリフォーム代金を100万円程度に収めることも可能です。

 私が検索したところ、上記すべてを満たす物件は4500万円程度の予算でいくつも見つかりました。

ローンはできるだけ“低金利”で

金利

 住宅ローンはできるだけ低金利で借りましょう。20代のみなさんがたっぷりと持っている時間を味方にすることができるからです。

 ローンを4000万円、変動0.5%で借りれば、5年後の残債は540万円、10年後の残債は1080万円減少しています。なるべく低金利で借りるほど残債の減少スピードは早くなり、物件価値の下落よりも大きくなります。結果的に賃貸に住み続けるよりも資産形成を図れるのです。

 近年、東京都心に近いマンションは単に住む場所としてだけではなく、資産の意味合いも強くなってきました。それなのに、住宅ローンは国の優遇策により日本全国一律で意図的に低金利に抑え込まれた上に、住宅ローン減税という最強の節税手段までついています。

 このギャップに若いうちから気づくことができたら、後々の人生の選択肢を増やしてくれることでしょう。

<TEXT/のらえもん>

湾岸タワマンに住んでいるという設定の湾岸妖精(ブロガー)。「マンション購入を真剣に考えるブログ」を運営。人間界ではいたって普通の都内勤務サラリーマン。著書に『専門家は絶対に教えてくれない! 本当に役立つマンション購入術』(廣済堂出版)など

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