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「体の関係なくても今はよき相談相手に…」大手企業勤務20代女性が大学時代の援交告白

コラム

「米山さんは寂しかったんだと思う」

孤独感

※画像はイメージ

 ユミさんが出会った男性たちに共通していたことがあるという。それは“寂しがり屋”という一面だ。

「若い女性と触れ合いたい、どこか寂しいという人が多かったですね。確かに、ただ性欲処理するならソープでいいですよね。彼らのなかには『会ってくれてありがとう』『悩みを聞いてくれてありがとう』ってお礼を言ってくる人もいて、どこか同情しちゃいました。私も寂しんぼだから気持ちがよくわかった」

 ユミさんはオーラルもキスも禁止していたが、その分、たくさん相手の話を聞いてあげた。そんな姿ににほだされてか、多くの男性は“リピーター”になっていった。米山氏についても「独身だし、寂しかったんだと思いますよ」と同情する。

「知事ってなかなか一般の人と立場抜きで会う機会もない。純粋に会ってくれるのが嬉しかったんじゃないかな。人間としては自然な感情ですよね? 米山さんはマジで運が悪い。お金をもらってるんだから、女のコは黙っているべきです。

 リピーターがいれば新しい相手を探さなくていいし、女の子側としても大切にしたいものですよ。だから告発したコは週刊誌のタレコミ料がほしかったか、彼氏と揉めただけじゃないですか? デリヘルっぽいなとも思いました」

出会い系卒業後、今でも「メル友関係」に

 大学4年になって就職も決まり、ユミさんも卒業間際には出会い系から身を引いた。が、その後もセックスなしで会う人がいたと言う

「人間としていい人だったから、普通に連絡を取り合ってました。市役所の人は仕事に忙殺されていて、何回も人生相談されて。あまりにかわいそうで、『今週どうだった』って連絡するようになったんです」

 ユミさんは現在結婚し、子供もいる。子育てに追われる毎日だが、今もその連絡は続いているというから驚きだ。

「その人も米山さんと同じで未婚の中年男性なんです。今はもちろん身体の関係はないけど、すっかり情が深くなって、仲良くなっちゃいました。

 結婚相談所とかに通っていて、私とLINEすることで『元気をもらってる』と言ってきます。私にとっても育児の合間のちょっとした息抜きになってます。米山さんも、もしかしたらこういう関係性になりたかったのかもしれないですね」

 米山知事も、ユミさんのような女性と出会えていればよかったのかも?

<取材・文/平ゆり>

都内のIT企業で働く20代のOLライター。ウェブメディアなどで執筆中。趣味はヨガと料理

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