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任天堂、トヨタ…20年後も幸せに働けそうな「新一流企業」ベスト5

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金融系から唯一ランクインした企業は?

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※画像はイメージ

 そして、金融系から唯一ランクインしたのは、3位の日本政策投資銀行だ。

「先行き暗い民間の国内大手金融ですが、日本政策投資銀行はまだまだ体力もありそう。30代半ばで1300万円前後の年収がもらえるのも魅力。40代でも“逃げ切れる企業”のひとつでしょう」(大室氏)

 そして4位はテレビ朝日。「テレビ離れが進む一方、『AbemaTV』を手掛けるなど、他社を一歩リードし、充実した働き方をしています」(同)。

 そして、5位はトヨタ自動車。「評価制度もきちんとしているので、頑張ったぶんだけリターンもあります。自動運転をはじめ、新しい分野を常に開拓していて、40代もプロジェクトに入ってチャレンジしがいのある職場ですね」(29歳・自動車)。

 40代が元気に働いていない企業に未来はない。

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■40代が幸せそうな企業

1位:Google
役職に関係なく意見を言い合えるフラットで自由な環境も評価ポイント。結果、風通しがよく、モチベーションが高まりやすい風土に

2位:任天堂
ドンキーコング訴訟、ユリゲラー訴訟など「任天堂法務部最強」伝説から、「何があっても社員を守ってくれる安心感がある」との声も

3位:日本政策投資銀行
手厚い福利厚生が特徴で育休制度や時短勤務も充実。働きやすい環境づくりが進んでいる。金融のなかでもホワイト企業と絶賛される

4位:テレビ朝日
激務の印象があるが、「平日に5日連続で休暇を取ると5万円支給される制度があり、長期休暇を取りやすい」(29歳・テレビ朝日)

5位:トヨタ自動車
社割でトヨタ車を安く購入できるのはもちろん、健康づくりや退職後の資産管理、財形、介護相談など、まさに一生を保証する安心感
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【大室正志】
産業医科大学卒業、ジョンソン・エンド・ジョンソン統括産業医などを経て医療法人社団同友会産業医室勤務。専門は産業医実務。

<イラスト/サレンダー橋本 アンケート/エコンテ>

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