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最近、物忘れが激しくなった…それって「スマホ脳過労」かも?

 最近、物覚えが悪くなったという症状に悩んでいませんか? もしかしたら、スマートフォンの使いすぎによるものかもしれません。

寝起き・女性

※画像はイメージです(以下同じ)

 2月19日放送の『クローズアップ現代+』(NHK)では、スマートフォンの使用が脳に悪い影響を与える「スマホ脳過労」について特集され、反響を呼んでいました。

人の名前が思い出せない「スマホ脳過労」の症状

・時間が空いたらスマートフォンを取り出す
・知っている人の名前がすぐに出てこない
・すぐ落ち込むようになった

 こうした症状が現れていたら、スマホ脳過労かもしれません。番組内で、岐阜県のもの忘れ外来「おくむらメモリークリニック」の奥村歩院長は「5年ほど前から働き盛り世代の患者が急増した」と話します。

 スマホ脳過労に陥ってしまうと、もの忘れが激しくなり、激昂して周囲に声を荒げるようになってしまったり、映画や本を読んでも感動できなくなってしまったりするなどの性格面にも悪影響が出てきてしまうようです。

 そして、そのことに本人の自覚はなく、奥村医師も「周囲の指摘を受けて、受診するケースが少なくない」と述べています。

スマホに触れず脳をぼんやりさせるべき

赤ちゃんの小さな手

 脳には、ぼんやりしている時に活発化する「デフォルト・モード・ネットワーク」という回路があることが分かっています。

 脳の情報処理には「インプット」「情報の整理」「アウトプット」の3つの段階があり、「デフォルト・モード・ネットワーク」はインプットした情報を整理するための回路であり、ぼんやりしなければ、この回路は働きません。

 番組で、脳神経外科の奥村歩医師は「スマホが息抜きだと考えているかもしれないが、息抜きが息抜きになっていなくて、スマホが“脳過労”を増悪させる最大の原因になっている方が非常に多い」と番組の中で解説しています。

 ぼんやりすべき時に、スマートフォンを使ってしまうと、逆に膨大な文字や映像が脳にインプットされてしまうため情報の整理が行われず、脳がゴミ屋敷のような状態になってしまうのです。

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