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「ワンピース」CMの泉里香、昔の名前は?改名後にブレイクした芸能人

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広瀬アリス、知らぬ間の改名に本人も唖然!?

 女優だけでなくバラエティ番組でも活躍中の広瀬アリスさん。彼女も芸能界に入って間もなくは、「広瀬晶」として活動していました。

 小学校6年生のときに現在の事務所からスカウト。2009年に女性ファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルオーディションに応募し、橋本愛さんらとともにグランプリを獲得。この頃、「広瀬アリス」に改名しています。

 昨年10月には出演した番組で、所属事務所の社長から「今日からアリスよ!」と突然の宣告を受けたことを明かしました。改名後の翌年10年には『明日の光をつかめ』で昼ドラ史上、最年少ヒロインに抜擢。その後、連続テレビ小説『わろてんか』など、女優としての活躍は周知のとおりです。

セカオワ、ファン心理をくすぐる改名の由来

SEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARI「RAIN 」(初回限定盤B)

 若者に絶大な支持を受ける4人組バンド「SEKAI NO OWARI」。

 メジャーデビュー前の表記は「世界の終わり」で、これはボーカルのFukaseさんが命名したもの。心を病んで精神病院に通っていた当時の絶望から、音楽仲間と出会って脱却できた思いをそのまま切り取ったのが由来です。

 タワーレコード発行のフリーマガジン『bounce』のインタビューの中で「世界の終わりだなって思ったあの瞬間から始まって、いま、僕には仲間がいる、っていう感じでつけた」とFukaseさん本人が語っています。

 2011年、メジャーレーベルと契約してから「SEKAI NO OWARI」に改名。なぜアルファベット表記になったのでしょうか。

「バンドメンバーは誰も改名の由来について触れていません。ただ、ファンの間では、「NO 終わり(終わらない、これが始まり)」、「NO WAR(戦争のない世界)」といった複数の意味が含まれていると考えられています」(音楽系ライター)

 アルファベットは文字の組み替えで新しいワードを生み出します。改名の由来がミステリアスだからこそ、ファンの想像力をかき立てるのでしょう。

野性爆弾・くっきー、お笑い以外でも大活躍!

超くっきー

「超くっきー図鑑 Wataridori 渡り鳥」 (ヨシモトブックス)

 イラストや写真、コントなど独自の世界観が花開き、今や海外でも活躍の場をみせるお笑いコンビ、野性爆弾の「くっきー」。数年前までは本名の「川島邦裕」として活動していました。

 そもそも川島さんは芸人仲間の間で“くーちゃん”の愛称で親しまれていましたが、2015年9月、コンビの単独ライブで“くっきー”に改名することを発表。その翌月、イベントで解明の理由について問われると「ベッキーが好きだから」と照れ笑い。

 現在はバラエティ番組の活躍だけでなく、芸術センスも認められて個展を開催するなど目覚ましい活躍をしています。

 改名のきっかけについては、「道を歩いていて“川島”って呼び捨てにされるのが嫌だった」とも明かしています。この真偽はともあれ、見た目と名前とのギャップもあり、ブレイクのきっかけとなった良い例ではないでしょうか。

 いずれの芸能人も改名後に成功を掴んでいます。芸能界は“運”の世界といわれていますが、芸名が運を引き寄せることもあるのではないでしょうか?

<TEXT/鈴木旭>

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

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