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ブラック企業体験者が語る、入社前にわかる6つの危険な兆候

学び

 こんにちは、株式会社UZUZでキャリアカウンセラーをしている前田勇介(41歳)です。

 私が新卒で入社した会社は現在、厚生労働省からブラック企業認定されています。社会人キャリアは、社長から灰皿を投げつけられる環境でスタートしました。

ビジネスマンの後ろ姿

※画像はイメージです(以下同じ)

 23歳の時、東京転勤を期に当時付き合っていた彼女と結婚。26歳、借金のせいで離婚。歌舞伎町のキャバクラに入り浸り、また借金を積み上げます。人生逆転してやろうと、30歳の時に少人数のベンチャー企業に転職。年下の上司にバカにされ、「すぐに辞めてやろう」と思っていた時、新卒から入社したかった大手広告代理店への常駐が決定。

 そこでは接待などで毎日のように飲み続け、朝まで飲んで次の日の午前中は会社のトイレで爆睡するなどして働きました。頑張ったよ~、頑張ったからか人事部長という役職を与えられ、現在につながる人事のキャリアがスタートしました。

 浮き沈みの激しい半生でしたが、若い人たちに自分と同じようなツラい人生を送ってほしくない。真面目に若い人たちの力になりたいと思い、2017年、UZUZに入社します。

ブラック企業はどんな会社なのか?

 今回ご紹介するのは、そんな僕が感じた、面接から採用までの間で判断できるブラック企業の見分け方です。いずれも「えっ、こんなところで!?」というポイントばかりかと思います。

※ブラック企業に認定されている会社でもすべてが悪い会社というわけではありません。参考までに聞いてくださいね。

①総務部長が人事部長を兼任している

 実際人事をやってみて、人事って仕事は他の仕事と兼務でやれるような仕事ではないです。真剣に会社の人のことを考え続けて改善していく人がいなければ会社の犬になってしまいます。

 どこの会社もそうだと断言できるわけではありませんが、総務と人事を兼務している場合どちらかの業務の優先度が下がることは間違いないと思います。

②履歴書を手書きで出させる

「手書きの履歴書で丁寧さがわかる」人事を経験した僕からすると、そんなの関係ないです。断言できます。こんな訳のわからない選考基準を設けている会社は、意味のないことを社員に強要する会社だと思います。

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