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SHOWROOM前田社長の「最強のメモ術」日常をチャンスに変える

コラム

 世の中がデジタルシフトしていくなかでも、アイデアを生み出すためのツールとしてメモや手帳の重要性は変わりません。今最も注目を集める若手起業家、SHOWROOM代表取締役社長の前田裕二さんもその一人。

ビジネス ノート

※画像はイメージです(以下同じ)

 昨年12月24日には著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(NewsPicks Book)が発売されました。早くも17万部を突破しています。

 業界の間で「メモ魔」と噂されるほどメモを取っている前田さんの人生を変えるメモ術とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

メモは使い方次第で「知的生産」のためツールに

 本書の著者である前田さんは「メモには魔力が宿っている」と言います。メモを取ると、日常の些細な出来事でさえ、片っ端からアイデアへと変貌させることができ、その他にも数多くのメリットがあると力説しています。

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1.アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
2.情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
3.相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
4.話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
5.曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)(P27~P38)

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 現在の「SHOWROOM」の事業アイデアもメモから生まれたものだそうです。

 一般的に「メモを取る」というと、備忘録としての「記録」の用途で使われていますが、前田さんは「メモは使い方次第で最強の知的生産ツールになる」と主張しています。

前田流「メモは見開きで使う」

 ここからはメモを知的生産ツールにするためのテクニックをピックアップして紹介。前田流のメモの取り方は見開きで使うことを前提としています。まず、左ページに客観的な事実を書きます。これを「ファクト」と呼ぶそうです。

 打ち合わせの内容はもちろん、どこかで見聞きした事など細大漏らさず書き入れます。ここまでは、一般的なメモの使い方と変わりません。

 そして、右ページを縦に二分割し、左半分に「抽象化」、右半分に「転用」を書き入れます。この「抽象化」と「転用」こそがメモを知的生産のツールにするために最も重要な作業となるのです。