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PayPayキャンペーン、ついに終了!10日間使って気づいた”残念だった点”

コラム

3.スキャン支払いが結構面倒臭かった

 PayPayの支払い方法についても不満があります。ファミマだとPayPayは「コード払い」でした。アプリを開いたその画面を読み込んでもらうだけなので楽でしたが、一方のビックカメラでは「スキャン払い」。

 ビックカメラのレジ横に提示してあるQRコードを読み取り、そのあと購入金額を自分でスマホに打ち込みます。決済が終わった後に決済番号を店員に伝える必要があるのですが、これが地味に時間がかかる。

 タッチすると一瞬で支払いが終わる電子マネー決済と比較すると、私は「急いでいる時には絶対に使いたくないな」と思いました。……せっかちすぎますか?

ペイペイ

ファミマの支払いはまだスムーズだった

 ネットではビックカメラのレジに行列ができる様子が投稿されていましたが、操作に慣れていない人は手間取りそうだし、行列ができていたのも、納得してしまいました。

4.PayPayボーナスの付与が来年になってしまう

 使ってみて気づいた、もうひとつの残念な点。それは全額キャッシュバックのポイントが翌月付与になってしまうこと、公式サイトには「お支払い後に進呈されるPayPayボーナスは、翌月10日前後の進呈となります」と書いてあります。

 つまり私の買い物のボーナスは来年以降に付与されるのです。これは今回のキャンペーン限定のことかもしれませんが、なるべく、すぐにポイントをゲットしたかったですね。

 LINE PayなどほかのQR決済アプリは、通常の買い物だと、即時ポイントが付与されたので、少し残念でした。

5.対象店舗がまだまだ少ないのが残念

 そして「今後もPayPayを使い続けるか?」と聞かれたら、私は使わないと思います。

 これまで私は決済サービスで「LINE Pay」と「Kyash」を主に利用してきたのですが、Kyashは現在還元率が2%なうえ、チャージ方法にクレジットカードを選べるのでポイントが2倍取りできます。

 また、Kyashはプリペイド式のVisaカード、LINE PayはJCBと提携しているので、使う店舗を選ばないのが嬉しいところ。

 それに対して、PayPayはあまりにも使える店舗が少ないと感じました。主に利用するのはコンビニだったのですが、PayPayだとファミマのみ(12月14日時点)。LINE Payは5%還元になるQRコード決済が、ファミマとローソンが使えるので、かなり網羅的で便利に使うことができました。

 さらにKyashとLINE Payはどちらも電子マネーの「QUICPay」と提携しているので、コンビニなどでは非接触型決済ができます。

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