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「本業と副業」で年収1000万円を実現。30歳男性、経歴を生かした“副業の探し方”

コラム

 日本でも2018年頃から「副業解禁」する大手企業が増えてきています。働き手だけでなく、企業側にもメリットの多い副業の解禁ですが、なかには思わぬ失敗・成功を招いたケースもあるようです。「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった「今どき若手ビジネスマンのリアルな副業事情」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2018年7月22日、情報は掲載当時のものです)。

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 大手企業が続々と副業解禁に踏み切り、サラリーマンとして「2足のわらじを履く」という状況も稀ではなくなってきました。そんななか「副業」という立場を使って荒稼ぎをするツワモノもいます。

※画像はイメージです(以下同じ)

 2年前に建築会社から通信会社に転職した松本裕也さん(仮名・30歳)。現在は元職場である建築会社から仕事を請け負う形で副業をしています。

月5万円なんて副業とは言えない

元職場と取引をしています。建設業界は今、好景気かつ慢性的な人手不足ですからね。そこを大いに利用して稼いでいます。去年は副業1年目で300万円近く稼ぎましたよ」

 副業でかなりの大金を稼でいる松本さんは自信に満ちた様子で話します。

「雑誌とかメディアで『サラリーマンの副業平均月収は約5万円』とかいうデータを見ると笑っちゃいますよね。それ副業って言えないからって」

大金を稼げる副業を見つけられた

副業

 強気な松本さんですが、「身バレするので詳しいことは言えませんが」と前置きをしたうえで、その副業の内容についてこっそり教えてくれました。

「建設業界の仕事って専門分野を扱う仕事なので、資料ひとつ作るにも外注するのが難しいんです。もちろん外注先はありますが、新規開拓をするのが厳しく、業界の人手が圧倒的に足りないんですよ。だから戦力になる人材はすぐにでもほしいという副業としての需要を見つけたんです

 僕の場合は、仲良くしていた元同期が『社外向けのPR資料をいくつか作りたい』と言っているのを聞き、ライターとして仕事を受けることにしたんです。ライターといっても取材はしません。取材なんかしなくても会社や仕事、業界のことは知っているので、5ページの原稿を3時間で書き上げました

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